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2011年2月20日、移転して来ました。
リンク切れ多数あり。修正は一生終わらないかも・・・

キノの旅IV (時雨沢恵一) [ サ行 (書籍)]


キノの旅IV -the Beautiful World-

電撃文庫:2004年11月15日26版(2001年7月25日初版):¥490




今回は、巻頭カラー部分にプロローグ、第一話、第二話が書かれている。

プロローグ「紅い海の真ん中で・b」、「像のある国」「xxxxx」「二人の国」「伝統」「仕事をしなくていい国」「分かれている国」「ぶどう」「認めている国」「たかられた話」「橋の国」「塔の国」、エピローグ「紅い海の真ん中で・a」と、11話も入った大盤振る舞い(笑)。




「像のある国」は、谷にある小さな国の住人の、最後のセリフが肝心なんだろうね?

「二人の国」は非常に痛ましい話だった。その後の「伝統」で救われた。

今巻では「橋の国」が一番好き。おめでとう。



キノの旅 4
キノの旅 4
posted with 簡単リンクくん at 2007. 6. 9
時雨沢 恵一〔著〕
メディアワークス (2001.7)




<登場人物他メモ>


プロローグ「紅い海の真ん中で・b」-Blooming Prairie・b-

キノ:歌が巧い。そしてレパートリーが何曲もあるらしい。




「像のある国」-Angel?-

天使:昔、空から降りてきて、谷にある小さな国を救った。人々を苦しめる22人の悪魔を棍棒の一降りであっと言う間に退治してくれたそう。そして空に還った。




「xxxxx」-Solo-

子供:名前はxxxxx。草原の道沿いで、一人でヒッチハイク(?)していた小さな子。




「二人の国」-Even a Dog Doesn't Eat-

警官:喧嘩している男女を絶対に止めないでと教えてくれた。この国には「愛し合う二人の間には遠慮があるべきではない」と言う風習と法律があり、配偶者に対しては殺人以外は罪にならない。その上、離婚は法律で禁止されている。キノに美味しいルートビアフロートの店を教えてくれた。

男性:スーツにネクタイ姿で、眼鏡をかけた30代。キノをお茶に招待し一人で酔っ払って大騒ぎな人。二階建て集合住宅の一つに住む。

女性:男性の妻。長い髪に綺麗な顔立ち。お見合い結婚した夫にサンド(サンドバッグの略)と呼ばれていた。キノが旅立つ時におしどりのキーホルダーをお土産に持たせてくれた。

番兵:すごい調子で、カップル相性診断方式「パーフェクト・マッチング・メソッド」が選び出したキノにぴったりの結婚相手を、薦めてくれた。

ナイゼル艦長:内政干渉の事。エルメス語録。




「伝統」-tricksters-

国家元首:焦げ茶色の猫耳をつけた壮年の男性。任期中3勝8敗、通算549勝233敗。

元首の秘書:紫色の猫耳の女性。

おかみさん:食事とお茶をキノがいただいた店の恰幅の良い女性。幅広の猫耳。

親子:子供がキノが猫耳を付けていないので指さし、母親が注意。

初老の女性:猫耳のよさをキノに説明。

シズらしい人:頭にリンゴを載せて生活し、リンゴ踊りにも参加した、ミドリのセーターでバギーに乗ってきた人。陸は居たのかな?

国の歴史:とある王家の避暑地として城と街が作られ、王家が滅んだ後も住人は繁栄を続けてきた。そして大昔からの伝統で、住民は猫耳を付けている。可愛らしさを引き出し、人間関係を円滑にする手段であるそうだ。

その他の伝統:亀の甲羅を背負う、お尻にライオンの尻尾を付ける、鳥の真似をして歩く、激しく踊って挨拶、急に泣き出して挨拶、歌いながら食事、鳥の羽を頭に飾る、いつもケンケンで右足から入室、空を指さしながら左手だけで食事、目の周りが白いメイク、挨拶が親指立てて「イエーイ!」




「仕事をしなくていい国」-Workable-

機械が発達していて、殆ど仕事をしなくて良いらしい。車で、エルメスも運んでくれる。子ども達も、公園から車で帰る。

若い男:スーツにネクタイ姿で20代前半くらい。寝坊して遅刻し、会社に入れなかった人。




「分かれている国」-World Divided-

ホヴィー:ホヴァー・ヴィークル。浮遊車両の事。

海岸部の長老:老人。海岸部では、キノの歓迎会で、大きな海老の活き作り、魚の活き作り、貝や海老を炭火で生きたまま焼いたもの、鯨のレアステーキ等をご馳走してくれた。

海岸部の若い男性:キノに鯨捕りの案内をしてくれた。

北方の高地の長老:老人。高地では、キノの歓迎会で、丸焦げの猿、茹でた首から上だけの羊、鶏の揚げ物、象のレアステーキ等をご馳走してくれた。

高地の若い男性:キノに象狩りの案内をしてくれた。




「ぶどう」-On Duty-

男:30歳ほど。こざっぱりした服装の普通の男。キノに、旅やモトラドについてお説教するが・・。

初老の女性、30ほどの女性、小さな子供二人:男の家族。義母と妻と子。

キノ:南地区にある神殿は、親を質に入れてでも見ろと薦められた。他にも、北にある古代巨大生物の骨、景色が素晴らしい岩山道路、地底魚の蒸し焼き、野外コンサートなど、この国ではミーハーめいている。




「認めている国」-A Vote-

ホテルのオーナー:50代ほどの男性。大声を出す。子供にホテルを任せて悠々自適らしい。妻に先立たれてから引退後、毎日酒浸り。

息子:30歳ほど。背広を着たちゃんとした人。

店長:ホテルの近くにある店の店長で、昔からホテルとつきあいがある。オーナーに無理矢理、キノの防寒着を買うように責められた。

王:王様は医師で無くてはならないとの事で、中央病院の院長で医者らしい。福祉がしっかりしているこの国では、誰でもタダで、王立病院で治療が受けられる。

若い医者:キノにアノニマの事を教えてくれた。




「たかられた話」-Bloodsuckers-

シズ:盗賊にたかられている国を守るため頑張った。

盗賊達:20人くらいで全員男。月に一度やってくる。




「橋の国」-Their Line-

エルメス:橋に彫られていたが、風化してキノには巧く読めなかった文字を読む事が出来る。




「塔の国」-Free Lance-

国の人:太いレンガ造りの立派な塔が、230年かかって立てられていると教えてくれた人。塔を建てる事が人々の生きがいだそうだ。

男:塔を建て続けるのはイヤだと訴えてきた人。




エピローグ「紅い海の真ん中で・a」-Blooming Prairie・a-

キノとエルメス。


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