2011年2月20日、移転して来ました。
リンク切れ多数あり。修正は一生終わらないかも・・・
世界の書店をたずねて (能勢仁) [ ナ行 (書籍)]
ヨーロッパからロシア、アメリカ、アジア、世界中の書店を紹介してある。
色々なチェーン店があったり、ものすごく大きな書店があったり、書店の城があったり面白い。
写真が前後するのが見にくかった。例えば、1章でABを紹介し、2章でCDを紹介した時に、2章のCDの紹介文の後に、Aの写真が来たりする。混乱する。
外国では、書籍と雑誌は流通がきっぱり分かれていて、普通の本屋さんには雑誌は置いてないと言うのが興味深かった。日本の書店に雑誌が置いてある事が珍しいそう。
じゃあ雑誌はどこで買うんだろうね?
おしゃれな旅じたく (西村玲子) [ ナ行 (書籍)]
西村玲子さんの旅行に関するイラスト付きエッセイ本。
行き先は外国もあるし近場もある。そしてたっぷりと服やファッション関係のイラスト。
食べたもののイラストもあるけど、やっぱりすっと描かれた女性の立ち姿が素的。特に18~19頁の黒系のコーディネート。
格好いいね。
修道院の第二の殺人 (アランナ・ナイト) [ ナ行 (書籍)]
舞台はヴィクトリア朝のエジンバラ。
40歳手前の主人公ジェレミー・ファロは、エジンバラ市警察警部補で、新米医師で21歳の息子ヴィンセント(通称ヴィンス)と二人暮らし。妻リジーが亡くなってから、まだ幼い娘達、八歳のローズと六歳のエミリーは、ファロの故郷カークウォールで、ファロの母と暮らしている。もちろん、ヴィンスは実の息子では無い。彼は妻リジーの連れ子で、出会った時は九歳だった。
しかしヴィンスは継父とその仕事を尊敬して、ファロの手助けをしてくれる。
彼が足を突っ込んだのは、妻を殺した男パトリック・ハイムズが犯したとされる第二の殺人の疑いを晴らす事。
パトリックは二つの殺人で絞首刑となった。
でも彼は死ぬ直前でも、第二の殺人を否認していた。
事件の捜査の中で、ファロは一目で恋に堕ちてしまいそうな美しい女優アリソン・エアドと親しくなる。
恋が絡む甘ったるい推理物なのかとちょっと見くびってしまったが、それは全く私の間違いだった。
こんな大きな息子が居るのに、イケメンでいけすかない部下マクイーンには年寄り扱いされてるのに、ファロはやる事も考えも若々しくて可愛いとさえ思えてしまう。
面白かった。
これは例の読書の女神の本で紹介されていたので借りてみたが、良かった。続編も読みたい。
小さな贅沢ですてきに暮らす (中山庸子) [ ナ行 (書籍)]
小さな贅沢ですてきに暮らす―中山庸子の「夢生活ノート」 毎日いいことが生まれる66の方法
- 作者: 中山 庸子
- 出版社/メーカー: 大和出版
- 発売日: 2003/03
- メディア: 単行本
:大和出版:2003年4月4日:初版発行:(¥1300)
本のタイトルで全部説明されてる。
素的に暮らす為に、66個の提案がされてるわけ。例えば「一日に「オリジナル・タイトル」をつける」とか。
「いくつもの顔を持つ」なんて提案は面白いと思った。
どれもきちんとやっていければ、確かに生活は素晴らしくなりそう。やってみたい事を一個一個メモしてみよう。
< タイトルリスト >
1章 手ごたえのある毎日を楽しむ方法
2章 少しずつ綺麗を積み重ねる方法
3章 小さな冒険で元気になる方法
4章 お気に入りの空間をつくる方法
5章 さわやかに人と付き合う方法
6章 オリジナルの夢を育てる方法
貧困のなかでおとなになる (中塚久美子) [ ナ行 (書籍)]
子供の貧困について考えた本。
特集が自殺で、その関連本として置かれていた。
貧困なので就学機会が狭められ、将来的にも貧困から脱出出来ないとかイギリスの話とかもあって面白かった。
日本はこれからどうなるのだろう。
日本一の秘書 サービスの達人たち (野地秩嘉) [ ナ行 (書籍)]
究極のサービスを提供するサービスの達人たち、その中から選りすぐりの七人を丁寧に取材し、書かれたものである。
ホテルのドアマン、日本一の社長秘書、犯人逮捕の似顔絵を描く刑事、秋田のローカルヒーロー、シミ抜き名人のクリーニング屋、中州の焼鳥屋の店主、富山の薬売りさん。
どのエピソードも努力の結晶で素晴らしい。
似顔絵刑事飯田さんは、こんな事をおっしゃっている。
「似顔絵を使って逮捕に結びついた検挙率なんて数字を出しているけれど、あの数字は似顔絵だけで捕まえたんじゃない。おまわりさんが似顔絵を持って、足を棒にして、聞き込みをしたり、市民が通報してくれたのを確認しに行って捕まえたものがほとんど。」(93頁)
謙虚なのである。
焼き鳥信秀の店長格好良い。
配置薬、やってみたくなった。
いのちの遺伝子 (中部博) [ ナ行 (書籍)]
:集英社:1998年7月11日第1刷発行:(¥1500)
ADA(アデノシンデアミナーゼ)欠損症の子供を救う為、国内初めての遺伝子治療をスタートさせた北海道大学医学部小児科免疫チーム。
1991年12月24日、生後十ヶ月の男の子が母に抱かれ、北海道の小さな町の総合病院にやってきた所から、この本は時間を追って、子供がどうやって病気が判ったのか、どんな治療が行われたのかを記録している。
更に、未だ禁断の技であった遺伝子治療を始める為に、小児科チームがどんな尽力をしたか、医師一人一人の行動も丁寧に書かれている。
免疫グループのチーフだった崎山幸雄医師が、どれだけ若い頃から頑張って来たか、また小児科教授・松本脩三は、どうして免疫学を始めたのか。
この本は、重症複合免疫不全症(SCID)と闘った医師の記録なのだ。
日本初の治療であるから、闘う相手は病気だけでは無い。日本やアメリカとも渡り合っている。またマスコミも最初は全くの敵の様相だ。
途中途中の苦難にハラハラしながらも、子供の治療は少しずつ進む。
風邪をひいただけで命が危なかった子供が、最初は隔離室に入っていたのが、後半では家族揃って自宅でお正月を迎えられるようになる。そして、自由に外出して他の子供達と遊べるようにもなった。
エピローグでは、1997年に、子供が小学校に入学したと書かれている。
途中の厳しさを知った後なので、それだけで目が潤んだ。
これが書かれた当時、遺伝子治療で成功しているのはADA欠損症だけだった。
遺伝子治療と聞くと眉をひそめる人も居ると思うが、遺伝子を改造したりするのでは無く、足りない物を補う、臓器移植と同様の治療方法だ。
その事も、この本を読むとよく判る。
読み易く、解り易く、感動的だった。「遺伝子治療」が不穏なモノに思われる人に、是非呼んで貰いたい。
< 用語説明 >
先天性免疫不全症・・・生まれつき免疫機能が働かない病気。原因は、遺伝子に異常があるケースが殆ど。生後一年以内に発見される場合が多いので、小児科の病気。(11頁より)
重症複合免疫不全症(SCID(スキッド))・・・先天性免疫不全症にはおよそ六十種類の病気があるが、その中でも重症タイプのもの。いくつかの種類があるが、それをひとまとめにしてSCIDと呼ぶ。免疫機能が働かないので、病原菌に感染すると、たちまちのうちに悪化していく。予防接種ですら危険。例えばBCG注射を受けると、無毒なはずのBCG菌が発病し、肺炎になってしまう。(11~12頁より)
ADA(アデノシンデアミナーゼ)欠損症・・・免疫に重要な役割を持つADA酵素を作り出す為の遺伝子が、生まれつき正常でないので、SCIDになる遺伝病。適切な治療によって免疫の働きが再建されなければ、重症の感染症や癌などで、その殆どが一歳前後で死亡する。治療方法は現在、骨髄移植、酵素補充療法、遺伝子治療の三つしかない。(7頁より)
ガン病棟のピーターラビット (中島梓) [ ナ行 (書籍)]
文庫書き下ろしのエッセイ集。25編収録。
エッセイの内容は、2007年11月に発覚したガンの告知から退院までの色々。
もちろん、栗本薫さんで、グインサーがの行く末を案じ(笑)、探して読んだ。
同じテーマで何度か書かれたり、ちょっとくどい所もあるが、ストーリーテラーの天才だけある、短編集なのに中断するのが難しいくらい引き込まれて読み続けた。
よくこんなにネタがあるものよ。
これからも、永遠に書き続けていって慾しい。
グインサーガも、完結したらきちんと読みたいし。
図説ヴェルサイユ宮殿 (中島智章) [ ナ行 (書籍)]
ふくろうの本:河出書房新社:2008年1月20日初版印刷:2008年1月30日初版発行:(¥1800)
図説と言う通り、豊富な図版でヴェルサイユ宮殿の凄さを堪能出来る本。全10章。
内容も濃く、もっとじっくり読む方が良いかもしれないと思った。しかしフランス苦手なので買ってまで読むつもり無し。
素晴らしい芸術作品・ヴェルサイユ宮殿と、それを巡るフランスの歴史が面白かった。
コラム「1リーヴルは現在の貨幣価値でいくらくらい?」に現れている作者の考えも良かった。
<章タイトルリスト>
第1章 質素なルイ13世の狩の館と豪壮なヴォー=ル=ヴィコント城館
第2章 白亜の宮殿へ ルイ14世の太陽の殿堂
第3章 大饗宴の日々 バロックの祝典文化
第4章 天井画の神々 太陽神アポロンと七惑星
第5章 ル・ノートルの大庭園 太陽の軌道
第6章 機械の力 庭園の水はどこからきたのか
第7章 鏡の間 ルイ大王の知性は最高だ
第8章 ルイ14世のある一日
第9章 ロココの誕生 戦争と経費節減
第10章 最後の輝き マリー・アントワネットの小世界
図説|ヴェルサイユ宮殿―太陽王ルイ14世とブルボン王朝の建築遺産 (ふくろうの本)
- 作者: 中島 智章
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2008/01
- メディア: 単行本
和菓子のほん (中山圭子・文/阿部真由美・絵) [ ナ行 (書籍)]
:2008年1月20日たくさんのふしぎ傑作集第1刷:2004年6月1日発行:(¥1300)
絵本です。
和菓子の材料、作り方、そこに込められた意味までとても分かり易いです。
例えば、春にはたんぽぽを模した和菓子、菜の花、野遊びなども。「和菓子は何でできているの?」では、米や麦や豆など色々なものが、餅粉やあんこに変化して、それがどんなお菓子になっていくかが描かれています。作り方の頁では、三段階の写真解説もあります。
絵もとても綺麗で美味しそう。日本人の愛する美しさの結晶と言う感じです。
夢を実現する3冊の手帖づくり (中山庸子) [ ナ行 (書籍)]
裁判官の爆笑お言葉集 (長嶺超輝(ながみねまさき)) [ ナ行 (書籍)]
幻冬舎新書:2007年4月10日第2刷:2007年3月30日第1刷発行:¥720
裁判に立ち会わないと聞けない、裁判官達の「肉声」を集めた本。10章構成。各章の終わりに1頁コラム。
右頁に、裁判官の言葉1~4行と、どんな裁判の時に誰から発せられたものかが記載されている。読み易いし分かり易いが、その分ボリュームは思ったより無い。
あと、タイトルの「爆笑」は無くても良かったかも。笑えるのもあるけど、そればっかりじゃ無いし。他に良いタイトルが無かったのかな。
取り上げられた言葉には、裁判官の心が滲み出ていて、作者によくぞ教えてくれたと言いたくなる。こうして本にして読まないと、そんな裁判があった事も知らない私達には知らない世界だからだ。
裁判官達は、国民の「良心」だと思った。
また、コラム 「いかにも法律用語っぽい」マスメディア用語に取り上げられていた用語は、どれも確かに法律用語だと誤解していた言葉ばかり。特に、起訴事実に驚いた。書類送検はちょっと笑った。
<タイトルリスト>
第1章 死刑か無期か? -裁判長も迷ってる
コラム 自分のこと「裁判所」って呼ぶんだよ
第2章 あんた、いいかげんにしなさいよ -あまりに呆れた被告人たち
コラム 裁判官の一張羅
第3章 芸能人だって権力者だって -裁判官の前ではしおらしく
コラム 「裁判官」と「判事」
第4章 被告人は無罪 -「有罪率99.9%」なんかに負けない
コラム 陪席裁判官
第5章 反省文を出しなさい! -下手な言い訳はすぐバレる
コラム 評議は「秘密」で「全員一致」
第6章 泣かせますね、裁判長 -法廷は人生道場
コラム 司法権の独立
第7章 ときには愛だって語ります -法廷の愛憎劇
コラム 検察官
第8章 責めて褒めて、褒めて落として -裁判官に学ぶ諭しのテク
コラム 検察官が判決を決める国?
第9章 物言えぬ被害者を代弁 -認められ始めた「第3の当事者」
コラム 弁護士
第10章 頼むから立ち直ってくれ -裁判官の切なる祈り
コラム 「いかにも法律用語っぽい」マスメディア用語
新解さんの読み方 (夏石鈴子) [ ナ行 (書籍)]
DEATH NOTE アナザーノート (西尾維新/大場つぐみ・小畑健) [ ナ行 (書籍)]
DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件
講談社:2006年8月10日初版第1刷発行:¥1300
「あなたはLの伝説(ノート)をみる!」
と言う事で、西尾維新さんのデスノートは、南空ナオミと竜崎ルエが主人公だ。
史上最強の名探偵Lから協力を要請されたナオミが、第一の殺人現場で会ったのが、被害者の親族から依頼されたと言う探偵・竜崎である。
二人は、共同で各殺人現場に残された犯人の「メッセージ」を解き、次に起きうる殺人事件を防ごうと試みる。
この竜崎と言うキャラクタがまた凶悪で。ゲル状ドリンクと言い、諸星大二郎さんを思い出しそうな四つん這いと言い、Lファンとしては「ええっ!!!」と狼狽えるしか無い奴であった。でも好きだから許しちゃうんだけど(笑)。
作品は、(アナザーホリックと同様)また名前的に西尾維新的だと思った。登場人物が、xxxHOLiCの侑子さん・四月一日と違い、原作であまり活躍していない(してた?)ナオミなので、アナザーホリックよりも違和感無く、作品に没頭出来たと思う。
DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件
- 作者: 西尾 維新, 大場 つぐみ, 小畑 健
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/08/01
- メディア: 単行本
アナザーホリック ランドルト環エアロゾル (西尾維新/原作・CLAMP) [ ナ行 (書籍)]
xxxHOLiC アナザーホリック ランドルト環エアロゾル
講談社:2006年8月1日第1刷発行:¥1300
西尾維新さんが、CLAMPのマンガxxxHOLiCをノベライズしたもの。3話収録。第1話 アウターホリックは、コミックファウストに掲載されたので既に読んでいた。
第2話 アンダーホリック、第3話 アフターホリックも、いかにも作者らしい世界で面白かった。何しろ登場人物の名前が、日陰宝石に鹿阪呼吸だよ(両方女性)。
表紙、イラスト(各話1点)、カラー口絵がきちんとCLAMPなのも嬉しかった。表紙に見惚れてしまう。紫色の表紙と揃いの、紫色の紐栞がついていて、それにxxxHOLiCと並べてあるのも合わせて、xxxHOLiCの豪華本って感じ。
ストーリーは、侑子さんのキャラクタが生き生きしていて面白かった。四月一日が語り手の筈だけど、どうしてても侑子さんの息がかかっているように見えた。
2話、3話の登場人物は、作者オリジナルって感じがした。化町婆娑羅なんて、このまま西尾さんの別作品で大活躍しそうだ。
結局ノベライズとは、同人誌のようだね。巧く言えない(わしらの世代だと「アニパロ」って言えば通じると思う)けど。
それと、エアロゾルって結局何だったの(笑)。喘息の患者さんでも出て来るのかと思ってた。ベロテックエロゾルしか思い浮かばなかったんで。
最後に、この作品の一番の違和感は四月一日君尋の名前だった。出て来る都度、「しがつついたち・・あぁっ、ワタヌキの事だった!」と思うのだ。原作じゃそんな感じた事無かったのに何でだろう。そこに看板としてのキャラクタ絵が無いからか。原作じゃあまり名前出て来ないんだっけ?
あー表紙綺麗ーらぶー
ザレゴトディクショナル 戯言シリーズ用語辞典 (西尾維新) [ ナ行 (書籍)]
KODANSHA NOVELS:2006年6月6日第一刷発行:¥1080
作者が「全460項目・15万文字」書き下ろした戯言シリーズ辞典。
袋綴じになっている。これが栞として使えて、大変便利だった(笑)。
辞典と言いつつ、ちゃんと戯言シリーズの一つのように面白かった。シリーズには入れられないのか。
戯言シリーズのイラストレータ・竹さんが、ファウストに描いた四コマ漫画「戯言一番」も再録されている。こちらも大変面白かった。
竹さんの絵、良いもんなー。
それにしても、コンプリートBOXはいつ出るのだろう。辞典って、BOXと一緒に出るんじゃ無かったっけ・・・?
ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い (西尾維新) [ ナ行 (書籍)]
講談社NOVELS:2005年11月7日第1刷:¥1080
戯言シリーズ完結です。
ハッピーエンドで良かった。第1巻から一番好きだった彼女が(多分)幸せになって良かった。裏表紙見て、背中を駆け抜ける喜びを感じました。
誤字を二つ発見。一つは貸を借と間違えている、わしの大嫌いな間違い。でも満足感にたゆたっているので、見なかった事にしとく(笑)。
残念だったのは、最後までいーちゃんの本名が判らなかった事。きっと、イシンなんだーと思っておこう。
ネコソギラジカル(中)赤き征裁vs.橙なる種 (西尾維新) [ ナ行 (書籍)]
講談社NOVELS:2005年10月27日第4刷(2005年6月5日第1刷):¥1080
絵本さんのフレンチクルーラーへの愛は美しい(笑)。
最後があんなんじゃ、続けて「下」を読まなくてはいられないじゃないかー。
宴九段のスゴイ裏切りっ!だって、わしはあの「女」が一番好きなのだぁー(涙)。
ネコソギラジカル(上)十三階段 (西尾維新) [ ナ行 (書籍)]
講談社NOVELS:2005年10月27日第5刷(2005年2月5日第1刷):¥1080
上巻終わりました。
一巻終わるごとに、どっと疲れが来るような・・・(苦笑)。
ヒトクイマジカル―殺戮奇術の匂宮兄妹 (西尾維新) [ ナ行 (書籍)]
既に完結してしまっているらしいのに、今頃これ読みました。
実は、発売日頃に買ったのですが、1頁目読んだきり、行方不明になっていました(苦笑)。
お陰で途中からじゃなく、最初からきちんと読めてOK!←ひらきなおりだ。
いーちゃんが相変わらずで、痛かったです。怪我し過ぎだ!
でも死ななくて良かった。
友とえっちぃ関係になるかと思ったら、???。あの後友はどーしちゃったんでしょ。
今回は、殺人犯が誰かは判りましたー嬉しいーぃ♪
さて、完結編読むか!・・と思って買って来た本は、昔の奴でした(涙)。
誤読日記 (斎藤美奈子) [ ナ行 (書籍)]
F.S.S.DESIGNS 1. EASTER;A.K.D. (永野護) [ ナ行 (書籍)]
仕事で差がつく手帳の技術 (長崎快宏) [ ナ行 (書籍)]
ぱる出版:2005年3月25日初版:¥1400
作者は、システム手帳の類になるだろうSD手帳と言うのを使っていらっしゃって、それを基本とした内容である。
ほぼ日手帳(リンク先は2005年版)を愛するわしには、役に立つ本では無いのだが、手帳好きな為につい読んでしまった。
結構面白かったのも、手帳好きだからか。
システム手帳を仕事に使いこなそうとしている人には役に立つ本であろう。
また、手帳に関するちょっとした雑学を仕入れる事も出来る。
アマゾンにリンクされています。↓
仕事で差がつく手帳の技術―急がずあわてず仕事をテキパキこなす手帳活用術
- 作者: 長崎 快宏
- 出版社/メーカー: ぱる出版
- 発売日: 2005/03
- メディア: 単行本
稀覯人(コレクター)の不思議 (二階堂黎人) [ ナ行 (書籍)]
カッパ・ノベルス ・2005年4月25日初版第1刷・¥876
「手塚治虫愛好会の会長が自宅の離れで殺され、貴重な手塚マンガの古書が盗まれた。しかも犯人は密室状態の部屋から消え失せてしまった!」
(太い)帯の紹介文より。
帯と言うよりも、丈が三分の二くらいのカバーのようなサイズ。その表紙側には、本文に出て来る手塚マンガの古書と謳われる面々が、ずらりと並んでいる写真を使ってある。
この本に出て来る人達ほどマニアでは無いけれど、手塚先生を呼び捨てには出来ず、「おさむ」と入れれば「治虫」と出るように登録してあるくらいには、手塚ファンなわしだ。
この本に飛びつかいでか、と言う訳で。
美青年探偵・水乃サトルと一緒に、失われた手塚マンガの謎を追ってみた。
とりあえず犯人は予感通りだった(笑)。推理じゃ無くて予感ね。
もう少し、犯人の動機を書いて慾しかった。
水乃サトルは格好良かった。あとがきに、他の作品があると書かれてあったので、ちょっと覗いてみようかなとも思う。水乃探偵どころか、二階堂作品初見だったし。
あと、奥付の光文社ノベルス編集部からの「お願い」に感動した。読み返したくらい。
アマゾンにリンクしています。↓
以下、ネタバレ的記録↓