村上海賊の娘 3 （原作・和田竜／漫画・吉田史朗）

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村上海賊の娘 3 (ビッグコミックス)

• 作者:
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2016/06/30
• メディア: コミック

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1576年5月3日、天王寺合戦。
木津峠を攻める沼間義清。
迎え撃つ本願寺坊官・下間頼龍（しもつまらいりゅう）。誰かの入れ知恵があるらしい。
沼間義清は、空堀に降り、馬で矢を防ぐ。
一人でどうなるものかいと思ったら、眞鍋七五三兵衛がでっかい銛をぶん投げて、砦の百姓が五人ばかり串刺しに！？
寺田又右衛門が堀の壁に矢で階段を作り、義清は砦に攻め上る。
本願寺からは本隊と思しき黒い塊が、天王寺の方へ向かってきた。
迎え撃つのは織田軍総大将の原田直政と精鋭鉄砲隊。
だが、相手は鈴木孫市率いる雑賀党、大坂本願寺自慢の鉄砲衆だった。
哀れ猫好きな原田直政。
眞鍋七五三兵衛は300で鉄砲一千挺に向かう。
接近戦で勝ちそうだったが、更に本願寺は門徒軍勢を追加してきた。300対13000。
これは討ち死にかと思われたが、沼間義清軍が助けに来てくれた！
泉州触頭たるもの、同じ泉州の者が窮地に陥れば助けに行くと言う亡くなった兄の教えが沼間義清を突き動かした。
そして、七五三兵衛は沼間義清を認めた。
木津砦を攻めていた軍勢も戻ってきた。
今度は籠城戦だ。

＜　登場人物メモ　＞
村上景（きょう）…村上武吉の娘。
村上武吉…能島村上当主。
村上景親…村上武吉次男。景の弟。
村上元吉…村上武吉嫡男。景の兄。
村上吉継…来島村上家重臣。
村上吉充…因島村上当主。

沼間任世（ぬま・ただよ）…泉州半国の触頭。綾井城主。
沼間義清（よしはる）…沼間任世嫡男。鍛え抜かれた男。つり目。
眞鍋七五三兵衛（まなべ・しめのひょうえ）…眞鍋家当主。泉州淡輪の海賊だがシュッとして無くて景の好みじゃない(笑)。
寺田又右衛門…弓矢の名手。策略で、主家である岸和田城の松浦家を乗っ取った。両頬に丸。
松浦安太夫（まつら・やすだゆう）…又右衛門の弟。松浦家の養子に入り、当主となる。泉州半国の触頭。

＜　タイトルリスト　＞
第20回　沼間義清、木津砦に攻め寄せ、下間頼龍が大いにこれを防ぐ。
第21回　義清、気迫にて空堀に降りる。
第22回　織田軍、木津砦を猛攻し、泉州侍がその武技を競う。
第23回　義清、一番乗りの功名を立てる。
第24回　留吉、沼間義清に一騎打ちを挑む。
第25回　直政、精鋭鉄砲衆を率いる。
第26回　織田軍、痛恨の一撃を受ける。
第27回　七五三兵衛と眞鍋海賊、雑賀党を相手に大いに奮戦する。
第28回　沼間義清、兄の教えにしたがう。
第29回　沼間義清、退却戦の指揮をとる。
第30回　七五三兵衛、決断する。

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