ゴールデンカムイ 5 （野田サトル）

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ゴールデンカムイ 5 (ヤングジャンプコミックス)

• 作者: 野田 サトル
• 出版社/メーカー: 集英社
• 発売日: 2015/12/18
• メディア: コミック

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連続殺人犯・辺見和雄は杉元に殺されたいと思う変態だった。
レプンカムイ（海の神＝シャチ）に遊ばれる辺見。
でも殺したのは杉元だから、レプンカムイは食べられるんだよ～。
鯱で竜田揚げを作る白石由竹。料理上手だよな。

尾形百之助上等兵と二階堂浩平一等卒が、アシﾘパの村で療養していた谷垣源次郎一等卒の前に現れた。
二対一の戦い。
谷垣には、二瓶鉄造の銃が遺されていた。ただ弾は一発のみ。
谷垣の足跡を追っていた二階堂がヒグマに襲われ、そのヒグマを撃つ尾形。
だが尾形と二階堂を追って鶴見中尉達もやって来た。
逃げる尾形。
二階堂は耳を削がれつつ、杉元を餌に鶴見中尉の言いなりになったようだった。

土方はこっそり白石の前に現れ、複製を作れと囁く。
アシﾘパ、杉元、白石は、川でアシﾘパの父の古い友人キロランケと出会う。
キロランケも第七師団だったが、鶴見中尉の隊では無かったし、除隊しているそうだ。・・・本当かな。
キロランケはアシﾘパに伝える事があると言ってきた。
和人が彼の村に来て、「小蝶辺明日子」を探していると言った。それはアシﾘパの和名だった。
キロランケは言う。のっぺらぼうはアシﾘパの父。彼はアシﾘパの父と一緒に日本へ来たと。
ロシア人？
網走監獄にのっぺらぼうに会いに行って確かめる！

＜　メモ　＞
ニｼパ…だんな
オヒョウ…白樺。皮を剥いで着物を作る。
カタｸ…糸玉。樹皮の硬い外皮は取り除き、内皮を温泉や水たまりに浸けおき、薄い繊維の層が一枚一枚剥がれていく。それを更に細かく裂いてよりをかけて糸にする。
アットゥｼ…反物。樹皮を糸にしたものを織って作る。
アットゥｼカラﾍﾟ…厚司織り機。
アットゥｼアミﾌﾟ…アットゥｼで仕立てた着物。水に強く通気性に優れとても丈夫。
チライ・アパッポ…イトウの花。福寿草の事。この花が咲くとイトウが川を上ってくる頃。
イワン・オンネチェﾌﾟ・カムイ…イトウの主。体長25間（約45m）。
チェﾌﾟウﾙ…魚皮衣。魚の皮で作った服。雨や風を通さない。イトウの他に鮭や鱒の皮でも作られるが、少なくとも50匹以上の皮が必要になる。魚の皮は、他に靴や小刀の鞘にも使われる。

日露戦争時の第七師団の編成
四個の歩兵聯隊や、騎兵連隊、砲兵聯隊など約二万人の兵で構成。
聯隊（中佐指揮）＜大隊三個。
大隊（少佐）＜中隊三個。
中隊（大尉）＜小隊四個。
小隊（中尉）＜100名弱の兵士。

＜　タイトルリスト　＞
第39話　ニシン漁と殺人鬼
第40話　ニシン御殿
第41話　煌めく
第42話　レプンカムイ
第43話　シンナキサラ
第44話　狙撃
第45話　マタギの谷垣
第46話　刑罰
第47話　イトウのハナ
第48話　キロランケ

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