人形の国 2 （弐瓶勉）

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人形の国(2) (シリウスKC)

• 作者: 弐瓶 勉
• 出版社/メーカー: 講談社
• 発売日: 2018/02/09
• メディア: コミック

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直径13万kmの人工天体アポシムズで行われる戦いの物語。
エスローとタイターニアは、エイルとエイムと言う転生者が統治する町に辿り着いた。彼等は人形病の人々を自動人形と戦わせて見世物にしていた。
エスローは危なかったが、地底を信仰するイフロ・ニクの正規人形ケーシャが助けてくれた。
リベドア帝国の侵攻で首都を失ったイフロ・ニクは滅びたと思われていたが、彼女はイフロ・ニクの国王の命で、タイターニアを探していた。タイターニアを援助する為に。
エスローとタイターニア、ケーシャは三人で協力していく事になる。
再び、イーユと対峙したエスローだったが、イーユは何と、ビコを正規人形にしていた。記憶を無くしたビコは、エスローを襲う。
ケーシャの決死の攻撃があり、何とかイーユは倒せたが、ビコを助けようとしたエスローの前に二体の正規人形が降りてきた。
ケーシャは戦えない。ヤバい。

＜　メモ　＞
アポシムズ…直径13万kmの人工天体。体積の大半は、超構造体の殻で覆われた地底空間。
50世紀前、地底との闘いに敗れた人々は、正当な居住権を失い、極寒の地表に生きていく事を余儀なくされた。
リベドア帝国…侵略者。
地底世界…中央制御層。この星を維持するための重要なもの全てがあり、リベドア皇帝はそこを征服しようとしている。中央制御層は超構造体の殻で覆われている。入口はあるが、殻の外側にいる者には開けられない。
対超構造体弾…AMB：アンチ・メガストラクチャ・バレット。超構造体を壊せるたった一つの物。
人形病…蔓延している病気。鎧化前の正規人形と区別が付きにくい。
コード…正規人形になれるもの。
正規人形…エナを変化させ鎧化する。鎧化中は、ヘイグス粒子を急激に消費し、無くなったら鎧は解除されてしまう。転生者。

エスロー…「白菱の梁」出身。託されたコードで正規人形になる。正規人形になった彼はAMBを射出する為の装置EBTGを備えていた。預けられた七発の弾はAMBだ。正規人形を倒して彼等のエナを奪い、ヘイグス粒子の容量を増やし、自身を強化する事を目指している。
タイターニア…折りたたみ式の自動機械。時々なる少女形を長時間維持出来ないのは、技術流出防止機能のせい。地底世界＝中央制御層から来た。

エオ…「白菱の梁」の子。顔に傷がある黒髪の少年。リベドアに追われた少女を助けようとしてコードを受け取った。リベドアの襲撃で死ぬ。
ビコ…「白菱の梁」の子。セミロングの少女。
シオ…「白菱の梁」の子。普段から喋らない。黒い肌。リベドアの襲撃で死ぬ。
ゼゾ…「白菱の梁」の一族を300年守ってきた正規人形。だが対正規人形弾が命中して死亡。

イーユ…リベドアの正規人形。「白菱の梁」を全滅させた敵。
フューマ…上級転生者。中央制御層から人類を解放する為に戦っていると言う。
エイチ、ジェイト…上級転生者。

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