とりかえ・ばや 13 （さいとうちほ）

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とりかえ・ばや 13 原画集付き限定版 (フラワーコミックスアルファ)

• 作者: さいとう ちほ
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2018/02/09
• メディア: コミック

flowersフラワーコミックスα：2018年2月14日初版第1刷発行：￥741

完結巻。
原画集付き限定版買えた♪
　吉野宮は、銀覚への呪詛返しを行って倒れてしまった。昏睡状態の吉野宮。
朱雀院の一の姫宮は、吉野宮の元へ行こうとしたが、「沙羅双樹」の右大将に止められ、五節尚侍を使者に送る。
右大臣家では、梅壺女御の女房が見ている前で、幻覚が付け火。
右大臣が梅壺女御に一旦、内裏か朱雀院へ逃げよと言い、牛車に乗ったら、そこに幻覚が！
梅壺女御を人質にした幻覚が、内裏の「睡蓮」の尚侍の前に現れ襲いかかってきた。
反撃を受けた幻覚は内裏にも付け火。
左大将も右大将も、右大臣邸の付け火のせいで内裏に居ない。
「睡蓮」の尚侍は、「沙羅双樹」の右大将の装束を着て右大将になりすまし、内裏の避難を指揮する。
五節尚侍は、吉野宮を背負って大内裏から避難。すごい(笑)。
内裏で出火と聞いた時の左大臣と右大臣の心構えの違いも笑える。
「睡蓮」の尚侍が付き従い、主上が避難していた所に、「沙羅双樹」の右大将が来てしまった！
その時の主上の御言葉。なんとありがたい。
二人ともが主上の宝だと。
主上は、駆けつけた左大臣に対し、「睡蓮」の尚侍を女御にすると告げられた。
左大臣家が里内裏となる。
主上と「睡蓮」の尚侍改め関白の女御は深く愛し合い、子供を授かった。
梅壺女御は出家した。
関白の女御が産んだ皇子は東宮となり、女御は中宮となった。
「沙羅双樹」の右大将は兼任で内大臣に昇進。石蕗の左大将も大納言兼任。
そしてとうとう、「沙羅双樹」の右大将と一の姫宮の結婚が許された。
五節尚侍は吉野宮と良い感じである。
石蕗が混乱したままなのも良い気味だ(笑)。
とてつもないハッピーエンド。
「とりかへばや」は古典で第二位くらいに入る好きな作品。それをこんなに美しく深い物語にしてくれて、感動しかない。
本当に素晴らしい作品をありがとうございました。

＜　タイトルリスト　＞
episode 61　乱
episode 62　天の答
episode 63　天渡る
episode 64　三日夜餅
last episode　とりかえ・たり
あとがき・ばや

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