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2011年2月20日、移転して来ました。
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超弦領域 (大森望・日下三蔵編) [ ヤ~他 (書籍)]

アマゾンにリンクしています。超弦領域 年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫)

超弦領域 年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2009/06/25
  • メディア: 文庫
年刊日本SF傑作選 超弦領域 Puppets on Superstrings:Best Japanese SF 2008
:創元SF文庫:2009年6月30日 初版:(¥1100)

創元SF文庫版、日本のSF傑作選。第二巻。
無事出ました、と言うか読んでいる今の時点で、もっといっぱい出てるからね。

「ノックス・マシン」 法月綸太郎
物語制作が完全に自動化出来た未来。上海大学のユアン・チンルウは国家科学技術局に召喚された。
タイムマシンもの。小難しいが面白かった。ロナルド・ノックスの十戒をちゃんと読むべきか。

「エイミーの敗北」 林巧
エイミーと呼ばれる集合的無意識に管理された世界。ゲート係官である俺は一人の男を尋問していた。
えっと?妖怪?SF的設定はすごく面白そうなのに予想外の所へ落ちた感。

「ONE PEACES」 樺山三英
フランケンシュタイン関係のようだ。
s109 インテレクチュアル(intellectual) 知的な様子。
結局、きちんとは読めなかった。気持ち悪い。

「時空争奪」 小林泰三
川は河口から出来る。歴史は未来から出来る。そして歴史は奪い取り、取られるもの。
面白かった。けどクトゥルフもの?
河川争奪ってWikipediaにもあったわ。普通の出来事だそう。

「土の枕」 津原泰水
貧農出の一兵卒・葦村は、実は地主の嫡男・田仲だった。
SFじゃん!幻想小説っぽい。
後書きによると実話だそう。ありそうだよね。しかしいつかは本当の自分に戻りたかったのかな。

「胡蝶蘭」 藤野可織
近所に開店した洋菓子店で、私は捨てられそうな胡蝶蘭を救った。
仲良く暮らせているようで良かった。

「分数アパート」 岸本佐知子
虚実曖昧模糊たる日記。
面白い。もっと読みたい。
稲垣足穂。

「眠り課」 石川美南
短歌にSFのアプローチ。
後書きが良い。ちょっと見直した。短歌の世界は今でも旧仮名遣いなんだね。

「幻の絵の先生」 最相葉月
星新一七歳の頃の日記では、大森に絵を習いに行っていた。
星新一の評伝が読みたくなるね。

「全てはマグロのためだった」  Boichi
漫画。
罪作りな父。切ない。

「アキバ忍法帖」 倉田英之
北畠旗子、旗姫様と呼ばれるアイドル声優が呪いを受けた。彼女を守る為に頑張るマネージャー京馬。
山田風太郎トリビュート特集に載せられた作品。
臭いそうな作品(笑)。まあ面白かった。

「笑う闇」 堀晃
人間とロボットのコンビ漫才、シロー・ゴロー。
ロボットでシリアスで笑いもあって・・・笑えない。
面白かった。二人はもうコンビになれないのか。

「青い星まで飛んでいけ」 小川一水
地球人類の末裔を自認する宇宙船群エクス。地球外知性を探して接触せよと言う使命を帯びて宇宙を行く。
エクス。健気なエクス。
オーバーロード、なんか恐竜みたいなの想像する。

「ムーンシャイン」 円城塔
わかんない。

「From the Nothing, With Love.」 伊藤計劃
スパイ&イギリス&クローン。
リベットの実験って前にも読んだ。事実なの?嘘かと思ってた。
もはや自分では無い 自分じゃないと受け入れてしまえなかったのか。
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