青の祓魔師 2巻 （加藤和恵）

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青の祓魔師 2 (ジャンプコミックス)

• 作者: 加藤 和恵
• 出版社/メーカー: 集英社
• 発売日: 2009/11/04
• メディア: コミック

青の祓魔師（エクソシスト）：ジャンプコミックス
：2009年11月9日第1刷発行：2011年8月28日第18刷発行：レンタルコミック。

第四～七話収録。
燐は、見た目はチャラいが優等生の勝呂竜士（すぐろ・りゅうじ）と衝突する。
勝呂は、十六年前に青い夜に襲われてから、祟り寺と呼ばれるようになり、没落した寺の跡取り息子で、サタンを倒す野望を持っていた。
メフィスト・フェレスは、悪魔アマイモン・地の王に兄と呼ばれ、密談する。彼はアマイモンに「我らの小さな末の弟は私の羽根の下ですくすくと育っている」と告げる。
友達を作ろうと決意するしえみ。
祓魔塾では、夏休み前の候補生（エクスワイヤ）認定試験に向けて、強化合宿を行う。
神木出雲は巫女の家系で、ネイガウス先生の魔法円・印章術では二匹の白狐を呼び出す。しえみは、緑男（グリーンマン）幼生を呼び出せた。しえみは意を決して、神木と朴に友達になってと頼む。
神木は友達になると言いながら、しえみをパシリに使う。
燐と雪男が住まう男子寮・旧館で合宿が始まった。
神木と朴が風呂に入ろうとして、脱衣所で悪魔・屍番犬（ナベリウス）に襲われ、朴が魔傷を受けてしまう。動揺した神木は使い魔を使役出来ず、しえみが朴を助ける。
翌日、聖書・教典暗唱術で、暗唱がうまく出来なかった神木は、素晴らしい暗記力の勝呂に険のある言葉を投げつけ、喧嘩に発展。夜の合宿で、全員が雪男のお仕置きを受ける。
雪男が小用で出掛けた途端、昨夜の屍番犬が出現し弾けた。体液を受け、燐以外は体調を悪くする。しえみが出した木のバリケードでみんなは他の悪魔から何とか守られるが、しえみの体調も悪く、燐が囮になってどうにかすると、バリケードの外へ。
一体は燐を追って行くが、もう一体が残ってしまう。それに対し、子猫丸と勝呂がヨハネ伝福音書を詠唱して、最後にその一体を倒す。神木もしえみに心配された事で自分を取り戻し、勝呂達を援護する。
燐は､追って来た一体を炎で焼き尽くす。
しかし実はこれは、メフィスト・フェレスら教員が仕組んだ候補生（エクスワイヤ）認定試験だった。
その夜、再びネイガウス先生に襲われる燐。彼は、青い夜に家族を殺されサタンに恨みを持っていたのだ。雪男と二人でなんとか屍番犬（ナベリウス）を撃退するが、燐はネイガウスの刃を避けず腹に受ける。
手騎士の才能があると言われたしえみは、燐の傷を癒す事で、みんなの助けになる事を決める。
候補生（エクスワイヤ）認定試験は全員合格だった。

メフィスト・フェレスが敵過ぎる。なんなんだ、いったい？

＜　タイトルリスト　＞
第四話　祟り寺の仔
第五話　友千鳥
第六話　此（ここ）に病める者あり
第七話　おもひで＜ネタバレ登場人物メモ＞
奥村燐：主人公。サタンの落胤。正十字学園高等部一年生。祓魔塾の訓練生（ペイジ）。サタンの力を受け継ぎ、青い炎を出す。降魔剣・倶利加羅で闘う。
奥村雪男：燐の双子の弟。正十字学園高等部一年生。祓魔塾の悪魔薬学講師。歴代最年少で祓魔師の資格を得た。
藤本獅郎：正十字学園町の南十字男子修道院神父。燐と雪男の養父。サタンを宿せる力を持つ祓魔師。サタンに憑依され死亡。

杜山しえみ：祓魔用品店の娘。燐と雪男に魔障から助けて貰った。祓魔塾へ通う。
勝呂竜士（すぐろ・りゅうじ）：寺の跡取り。ドラグーン＆アリア希望。
志摩廉造（しま・れんぞう）：勝呂の父・和尚の弟子。勝呂を坊（ぼん）と呼ぶ。
三輪子猫丸（みわ・こねこまる）：勝呂の父・和尚の弟子。勝呂を坊（ぼん）と呼ぶ。
神木出雲（かみき・いずも）：巫女の家系。生まれつきまろまゆ。
朴朔子（ぱく・のりこ）：神木が唯一友達と思っている。

メフィスト・フェレス：表向き、ヨハン・ファウスト五世と言う名で、私立正十字学園の理事長をしている。藤本神父の友人として、燐と雪男の後見人となる。悪魔アマイモンの兄。


「物質界（アッシャー）」人間の世界。
「虚無界（ゲヘナ）」悪魔の棲む世界。
「青い夜」十六年前、サタンが世界中の有力な聖職者を大量虐殺した日。
「称号（マイスター）」祓魔師になる為に必要な技術の資格。騎士（ナイト）・竜騎士（ドラグーン）・手騎士（テイマー）・詠唱騎士（アリア）・医工騎士（ドクター）の五種類。

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