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明治天皇を語る (ドナルド・キーン) [ タ行 (書籍)]

アマゾンにリンクしています明治天皇を語る (新潮新書)

明治天皇を語る (新潮新書)

  • 作者: ドナルド キーン
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2003/04/10
  • メディア: 新書
新潮新書:2003年4月10日発行:(¥680)

巻末に「本書は、著者の講演「明治天皇を語る」の内容をもとに、編集部の責任において加筆、編集を加えたものです。」とある為、元々は講演だったのだろう。
解り易く面白かった。
明治天皇が16歳で即位し、苦労した事や色々努力していた事、家臣を苦しめた事等、伝説の帝だった彼を人間として感じられる色々なエピソードが紹介されている。
急に天皇になっただけでも大変だろうに、長年の鎖国状態から開国し、それまで力を持っていた将軍の力が無くなり、突然、国の代表として外国人とたくさん会う羽目になる。
どんなに苦労したか。大変だったか。
明治天皇は、私のイメージでは頑固で、自分の思う通りに日本を動かした怖い人だったが、それは全く彼を知らずに空想していただけだったと判った。
おわりに、作者は明治天皇が大帝だったと言ってくれる。
同時代のロシア皇帝ニコライ二世、ドイツ皇帝ヴィルヘルム二世、朝鮮の国王等と比較して、その立派な態度を誉めてくれる。それがとても嬉しく思えた。

<タイトルリスト>
はじめに -もう一つのライフワーク
第一章 一万ページの公式記録
第二章 時代の変革者
第三章 己を捨てる
第四章 卓越した側近に支えられて
第五章 天皇という存在
おわりに -大帝というに相応しい明治天皇
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