スフィンクス （萩尾望都）

スフィンクス (flowers comicsシリーズここではない・どこか 2)

• 作者: 萩尾 望都
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2009/12/10
• メディア: コミック

スフィンクス　シリーズここではない★どこか　2　ANYWHERE BUT HERE：
flowers コミックス：2009年12月15日初版第1刷発行：￥505

「山へ行く」に続く、ここではない★どこかシリーズの第二巻。全七編（六話）。巻末の「しまうまのQ&A」は見開き二頁の作品。

「オイディプス」と「スフィンクス」は、ギリシャ神話に沿ったストーリー。前巻より続く「メッセージ」の三、四話にもなっていて、あの謎の男が登場する。
なんだろう、歴史を改変したいのか？一途に助けたいだけか？
スフィンクスの正体については驚いた。

「海の青」に登場する王子様、天草夜羽根は、乙女ゲーム「星空のコミックガーデン」の某キャラに似ている気がする(笑)。タレ目で大学生で。
そして最後に出て来るにわかせんぺいにも似ているなと、ずっと思っていたので可笑しかった。
「世界の終わりにたった一人で」は、生方正臣と千田照日の話。
時間とキャラの関係に頭が混乱した。千田照日の父と正臣の母が再婚したのは理解出来たが。

　表見返しに、カバーについての注が書いてある。
見ているとぐらぐらしてくるのは、そのせいか。右腰に剣を帯びてるのも不思議な感じだった。

＜目次＞
オイディプス　メッセージIII
スフィンクス　メッセージIV
海の青
青いドア
世界の終わりにたった一人で（前編）
世界の終わりにたった一人で（後編）
しまうまのQ&A

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