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2011年2月20日、移転して来ました。
リンク切れ多数あり。修正は一生終わらないかも・・・

時の娘 (ジョセフィン・テイ/小泉喜美子・訳) [ タ行 (書籍)]

THE DAUGHTER OF TIME by Josephine Tey:
ハヤカワ・ミステリ文庫:1977年6月30日発行:1999年3月15日20刷:(¥600)

マンホールに落ちて入院する羽目になったアラン・グラント警部。
彼はふとしたきっかけで、悪名高いリチャード三世の名誉挽回に躍起になる。
アメリカ人青年ブレント・キャラダインが、彼の手足となって働き、誰も想像していなかった真相が明らかになる。

 シェークスピアの悲劇でも有名なリチャード三世。野望の為、正当な後継者である兄の子供達である二王子を殺したとされるが、それは真っ赤な嘘だった。
 実家にある筈なのだが、急に読みたくなったので図書館で借りた(予約して何日も待ったけど)。
やっぱり面白い。グラント警部やキャラダイン青年と一緒に、この清廉潔白なリチャード、兄想いの王に着せられた偽りの汚名を、少しずつ剥がしていく快感である。
現在のイギリス人達は、リチャード三世の事をどう教えられているのか知りたくなった。
オンライン書店bk1にリンクしています
時の娘時の娘
出版 : 早川書房
サイズ : 16cm / 290p
ISBN : 4-15-072701-5
発行年月 : 1980

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