散る花びらに濡れて ～愛と欲望の螺旋番外編～ （冬森雪湖）

TOKUMA COMICS　PUREセレクション：2007年10月15日発行：￥476

オンライン書店bk1にリンクしています。

18禁なので本文は以下に。

「シークレットキー」「マチガイノコイ」「葡萄酒の約束」「リセット」「もいちど会いたい」「寄生花」「トリックでつたえて」の七編収録。
　本屋に行ったら、愛と欲望の螺旋番外編と書いてあるのを見つけ、購入。最初の三編は、まあやと泰我のその後のお話。次の二編は龍我が出て来る。「寄生花」は泰我と龍我の母・妃名子の話。最後のは、螺旋シリーズとは関係無かった。
　しかし、本編の出版社が倒産していたとは知らなかった。徳間書店で1から出し直す事は無いのだろうか。
本編持ってる私は買わないけど。

あらすじっぽいまとめ。
「シークレットキー」
泰我が留学から帰国して、一人暮らしを始め、まあやも泰我も、どうして一緒に住まないのかと周りから言われるお話。
「マチガイノコイ」
二人が同棲を始めてから、大学で、まあやを狙っている(笑)堀田が、泰我との関係について問い詰める話（なんだ、このあらすじ(笑)）。
　まあやの態度にちょっとイラついた。泰我が恋人だとはっきり言えば良いのに。うぬぬ。龍我が出て来たけど、本編の時と同じ、瓜二つの双子には見えないなぁ・・。
「葡萄酒の約束」
二人の新婚話。龍我兄さん、良いキャラです。
「リセット」
高田一子26歳は、好きでもない仕事に残業続きの上、恋人に振られたばかり。そんな時、大学の頃家庭教師をしていた朝居龍我と再会する。
「もいちど会いたい」
この道を通る一番格好良い男に声をかける、そう決めていたミコが声をかけた相手は龍我だった。
　龍我は、いったいどれくらい、この手の関係を持っているのだろうか。何だか軽い・・(笑)。
「寄生花」
朝居隆直は、妃名子と結婚したばかり。彼女にメロメロだ。妃名子の過去を調べた父に、離婚を迫られるが応じない。
　こうなると、妃名子は生まれつきおかしかったんだ。龍我が不思議になる。
「トリックでつたえて」
大学生のちひろは、同じ学部の海斗と付き合っているが、彼人はミステリー作家でもあり、あまりかまって貰えない。
　海斗かっこいいー♪一番最後のコマ、好きだー(笑)！