双亡亭壊すべし 9 （藤田和日郎）

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双亡亭壊すべし (9) (少年サンデーコミックス)

• 作者: 藤田 和日郎
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2018/07/18
• メディア: コミック

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緑朗は判っていた。双亡亭のしのを滅す為に侵入を許したのだ。
窒素を飲もうとする緑朗、その窒素を受け止めて紅は手に大怪我をする。
飛び出してきたしのを、紅が十字に斬る。

帰黒は憲兵達と戦う。樺島上等兵に絵のある廊下に追い込まれ深手を負う。
死を覚悟した時、タコハが彼女を救った。

坂巻泥怒はタコハの絵を見てデッサンが足りないと言った。
そして、クロッキー「速写」をやればとのタコハの言葉を受け、モデルとして帰黒を連れてくるよう部屋から出したのだ。
だが兵隊達はタコハも貫く。傷だらけの二人を救ったのは、黄ノ下残花（きのした・ざんか）少尉と青一だった。
兵隊達は逃げ出し、帰黒は髪でタコハを治そうとするが、傷に小さな敵が居て、それを阻止する。
そこへ、紅と緑朗が現れた。
緑朗の体に残った敵の破片を利用して、タコハの敵をおびき寄せる。

タコハは魂だけで浮遊し、絵の中へ。侵略者の大本を見に行く。
そこで出会ったじいさんの霊的な何かに色々な事を聞く。
坂巻泥怒がドアを開ければ、この途方も無い侵略者が地球をあっという間に暗い尽くすだろう事も。

緑朗と紅の力で敵は排除され、帰黒の治療が為った。

坂巻泥怒が新たなしのに、今の絵が描き上がったら「門を開ける」と告げるのを、タコハの魂は見た。
最大の危機。
タコハは坂巻泥怒をどうかしないとだ。

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