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ソロモンの偽証 5 第Ⅲ部 法廷(上) (宮部みゆき) [ マ行 (書籍)]

アマゾンにリンクしています。ソロモンの偽証: 第III部 法廷 上巻 (新潮文庫)

ソロモンの偽証: 第III部 法廷 上巻 (新潮文庫)

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2014/10/28
  • メディア: 文庫
新潮文庫:平成26年11月1日発行:(¥790)

1990年12月24日深夜、城東第三中学校二年A組の柏木卓也は屋上から落ち、死亡した。
1991年8月15日、いよいよ学校内裁判が始まる日。
城東警察署少年課の佐々木礼子刑事が傍聴席に着くと、HBSの茂木悦男が判事の真正面に座っていた。マスコミお断りなのに、城東三中のPTA会長・石川に取り入って、傍聴席に潜り込んだのだ。岡野校長代理の許可まで貰っている。
弁護人・神原和彦と野田健一の後ろから、きっちり被告人・大出俊次も登場し、木槌を持った判事・井上康夫が「開廷します」と宣言し審理は始まった。
最初の証人は社会の楠山恭一先生。遺体発見の時の話。
津崎元校長も証人になった。
三年B組の土橋雪子は、一年の時に柏木くんと同じクラスでずっと隣の席だった。彼女からは柏木くんの普段の姿が知れた。
佐々木礼子や茂木悦男も証言台に立った。
そして8月17日審理三日目、三宅樹里が証人として登場した。
彼女の証言はあまりに完璧で、組み立てられた物語のように感じられた。途中にあった違和感は、証言の後補足されて納得出来た。
納得してはいけないのだが。彼女は大出俊次が柏木を殺したと言っている。
でも一巻から読んでいる身としては、それが嘘だと分かっている・・・筈なのだ。
真実を知るもう一人、浅井松子はもうこの世にいない。
裁判は嘘の証言で固まってしまうのか。それとも「嘘ではなかった」のか。
何か見落としていたのか。
動揺する。続きが結果が早く知りたい。

<裁判の日程>
8月1~14日 準備調査期間
8月15日 開廷 審理は五日間
8月20日 で判決言い渡し

<人員配置>
判事 井上康夫
廷吏 山崎晋吾
検事 藤野涼子
検索事務官(良子の助手) 佐々木吾郎、萩尾一美
弁護人 神原和彦
その助手 野田健一
陪審員 向坂行夫、倉田まり子、勝木恵子、
    武田和利(バスケ部)、小山田修(将棋部)、山埜かなめ(音楽部)
    蒲田教子、溝口弥生(不登校歴あり)、原田仁志(内申書に有利だから?)
タグ:宮部みゆき
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