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2011年2月20日、移転して来ました。
リンク切れ多数あり。修正は一生終わらないかも・・・

堪忍箱 (宮部みゆき) [ マ行 (書籍)]

アマゾンにリンクしています。堪忍箱 (新潮文庫)

堪忍箱 (新潮文庫)

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2001/10/30
  • メディア: 文庫
新潮文庫:平成13年11月1日発行:平成23年1月25日23刷:(¥476)

江戸物の短編集。八編収録。
「堪忍箱」
本所回向院裏、菓子問屋近江屋が火事で焼けた。当主の孫娘でもうすぐ14歳になるお駒は、祖父や母が命がけで守った堪忍箱を受け取った。
 ええっ自殺?

「かどわかし」
畳屋の箕吉は、お得意様である辰美屋の息子にかどわかしを頼まれた。
 箕吉が無事で良かった。恐いわ。

「敵持ち」
加助は、同じ長屋に住む小坂井又四郎と言う浪人に用心棒を頼む事にした。
 小坂井さんは頭が良くて優しい人だね。

「十六夜髑髏」
数えで15になるふきは、米屋・小原屋に奉公に上がった。小原屋では十六夜の晩の戒めがあった。
 ふきには全て分かったというのが凄い。

「お墓の下まで」
藤太郎とゆきは、差配人・市兵衛に育てられた兄妹だが、ゆきが18になった頃、自分らを捨てた母親が現れた。
 義姉おのぶの秘密、市兵衛の秘密もあって短いけど深い。

「謀りごと」
丸源長屋の差配人・黒兵衛が死んだ。
 名探偵が出て来そうなお膳立て。怪しい人がたくさん。黒兵衛が謎の男になりそうだった。

「てんびんばかり」
お吉とお美代は姉妹のように育ったが、突然、お美代に縁談が入り、二人は引き離された。
 人生と言うのはこういうものだ。子供はどうするのかな。

「砂村新田」
数えで12歳のお春。家が転がるように貧乏になってしまい、奉公に出た。そこでたまたま出会った男に名前を呼ばれた。母の知り合い・・・?
 死んでしまった人との約束。守れると良いね。
タグ:宮部みゆき
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