プリニウス 1 （ヤマザキマリ とり・みき）

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プリニウス (1) (バンチコミックス45プレミアム)

• 作者: ヤマザキマリ
• 出版社/メーカー: 新潮社
• 発売日: 2014/07/09
• メディア: コミック

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古代ローマを舞台に、博物学者プリニウスの愛すべき変人ぶりを描く。
第一話ではヴェスヴィオ山噴火の時の話。プリニウスの秘書エウクレス、割とおっさん。
第二話では、遡って、エウクレスが若い頃でプリニウスに会った時の話になる。
エウクレスの祖先はギリシャから渡ってきた人で、エトナ山の近くに住んでいた。エトナ山は時々噴火して、今回の噴火で、エウクレスの家も埋め尽くしてしまった。
先行きに悩むエウクレスは、ばったりプリニウスと出会い、流れで彼の筆記者になる。

巻中にある作者二人の対談によると、合作の方法は、ヤマザキさんがネームを切って、それを二人で議論して訂正や変更が入る。
それから、ヤマザキさんが主に人物画を描き、とりさんが建築物や自然描写などを描いて、仕上げのエフェクトなども担当。イタリアと日本に居ながら、データでやりとりが出来る御陰とか。新しい。そして背景が緻密ですごい。
続きが気になる。ネロに呼び出されたプリニウスはうだうだしながら、やっとローマに着いた所で、さて暴君ネロがどう出るのか。

＜　タイトルリスト　＞
1.　ウェスウィウス
2.　マグナ・グラエキア
3.　ネロ
4.　カティア
5.　ローマ
6.　プテオリ
7.　パラティヌス

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