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2011年2月20日、移転して来ました。
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グリフィンとお茶を~ファンタジーに見る動物たち~ (荻原規子) [ ア行 (書籍)]

アマゾンにリンクしています。グリフィンとお茶を ~ファンタジーに見る動物たち~

グリフィンとお茶を ~ファンタジーに見る動物たち~

  • 作者: 荻原 規子
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2012/02/17
  • メディア: 単行本
徳間書店:2012年2月29日 初版発行:(¥1500)

ファンタジーに出て来る動物たちをテーマにしたエッセイ集。
リアルに居る熊や馬、犬等から、ユニコーン、ドラゴン、ダイモンまで色々触れられている。その扱い方も多様だ。
馬では、古事記の素戔嗚尊のエピソードについて語られ、ヒヨコでは、自身が卵から育てたヒヨコの話がメインだ。
 昭和四十年前後の、書籍の訪問販売について書いてあるので、作者は同い年くらいだろうか。私も楽しみに毎月買っていたシリーズがあった。
書籍の訪問販売に弱い御母堂だったそうで、うちの家主もそうだったのかもしれない(笑)。
 古事記で、素戔嗚尊が投げ込んだのは、皮を剥がれた馬本体だと言うのに、皮の方に惹かれる作者が面白いと思った。
 マメイヌの項で、「床下の小人たち」のアリエッティがアリエッティという名前なら、そのまま日本の風土に場所替えなどできっこない。とあるのは、ジブリ栄華に対する皮肉?
 犬の所では、手塚治虫先生の「フライングベン」に触れてあったが、「ワンサくん」の事も書いて欲しかったな。あれも深いし、アニメは凄かったと思う。
タグ:荻原規子
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