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2011年2月20日、移転して来ました。
リンク切れ多数あり。修正は一生終わらないかも・・・

箱庭図書館 (乙一) [ ア行 (書籍)]

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箱庭図書館

  • 作者: 乙一
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2011/03/25
  • メディア: 単行本
集英社:2011年3月30日第1刷発行:(¥1300)

小説家のつくり方、コンビニ日和!、青春絶縁体、ワンダーランド、王国の旗、ホワイト・ステップ、以上六編と、あとがき、あるいは「箱庭図書館」ができるまで収録。
集英社WEB文芸「RENZABURO」の読者参加企画「オツイチ小説再生工場」で募集した読者投稿作のなかから著者が「リメイク対象」を選び、それをリメイクしたものだそうです。
「物語を紡ぐ町」がキャッチコピーの文善寺町が舞台の色々な作品集。
「小説家のつくり方」
今と過去が交錯する、悲しい作品。成功して良かった。姉・潮音がこんなに重要人物とは思わなかった。
「コンビニ日和!」
コンビニ強盗は、やっぱりかと言う感じだけどキャラが明るくて面白かった。
「青春絶縁体」
小山雨季子先輩と主人公。甘酸っぱくはならず、哀しさが優しく降り積もってくる感じ。
「ワンダーランド」
鍵穴を探す人物。頭痛がする人物。そして・・・解決した筈なのに、厭な思いが残る。面白かった。
「王国の旗」
車のトランクに入って、どこか知らない場所に連れていかれた小野早苗。そこにあったのは、ミツとハチが率いる子供の王国。
怖かった。
「ホワイト・ステップ」
近藤裕喜と渡辺ほのか、並行世界の二人が雪の不思議で会話する。
切ない切ない切ない、そしてほっと息をつく、そんなお話だった。
タグ:乙一
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