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2011年2月20日、移転して来ました。
リンク切れ多数あり。修正は一生終わらないかも・・・

石巻赤十字病院の100日間 (石巻赤十字病院+由井りょう子) [ ヤ~他 (書籍)]

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石巻赤十字病院の100日間

  • 作者: 由井 りょう子
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2011/09/30
  • メディア: 単行本
石巻赤十字病院の100日間 東日本大震災 医師・看護師・病院職員たちの苦闘の記録
:小学館:2011年10月5日初版第1刷発行:(¥1500)

タイトル通り。
遠く離れたここでは、全く想像も出来ないような苦難の日々を、知恵と体力で乗り越えた記録。
予想されていた大地震だが、増えたのは外傷患者よりも、予想外の溺水患者だった。
大津波が多くの命を奪って行った。
九日目に発見された祖母と孫のニュースは、ほっとして涙が出た。
飲んでいた薬が流された人達。
医者が治療外の事を色々とやらなければならない現状(例えば、避難してくる人を避難所に誘導して、病院に留まらないようにしたり)。
あちこちから連れて来られる患者の中には、名前も病歴も何も判らないお年寄りも多い。
南三陸町立志津川病院では、地震直後からすばやく避難させ、幅広の医療用布テープに患者の氏名、年齢、病歴や胃瘻の事まで記載して、患者の胸に貼っておいてくれた。災害訓練が生きた結果だろう。
少ない食事を分け合いながら、医療活動に従事する人達。
どの一文を取っても、胸を締め付けられる。
読んで良かったと思った。
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