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2011年2月20日、移転して来ました。
リンク切れ多数あり。修正は一生終わらないかも・・・

さみしさの周波数 (乙一) [ ア行 (書籍)]

アマゾンにリンクしていますさみしさの周波数 (角川スニーカー文庫)

さみしさの周波数 (角川スニーカー文庫)

  • 作者: 乙一
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2002/12
  • メディア: 文庫
角川スニーカー文庫:平成15年1月1日初版第1刷発行:平成15年5月25日四版発行:(¥457)

四編収録。
 未来予報 あした、晴れればいい。
:主人公が小学生の時。近所の清水と言う存在は知っていたが仲が良いわけでは無かった。近所に越して来た同級生・古寺直樹と知り合うまでは。そして古寺は、二人に関する予言をした。
もどかしい主人公と清水の関係。切ない・・・。

 手を握る泥棒の物語
:突然、五年ぶりに会う伯母に古い温泉宿に呼びつけられた俺。
金に困っていた俺は、泥棒を思いつく。
爽やか。途中、ドキドキして逆読しちゃったけど、面白かった。

 フィルムの中の少女
:映画研究会の封印されていたフィルム。そこには、ある筈のない姿が映っていた。
怖かった。そして切なかった。
でも父親のやった事は、父親のやる事では無いよね、全く。娘を愛していなかったとしか思えない。

 失はれた物語
:閉じ込め症候群。
これは別の本で読んだ事がある。これも切ない話。これで良いのかと思う。でもどうしようもない。
本人がどうしようもないのに、傍観者でさえ無いわしが何か出来る筈も無いよね。
だからただひたすら、切なくなる。

図書館の本なんだけど、なぜかイラストレーターの名前が綺麗に破り取られていた。
公共の本になんて事をするんだ。
表紙カバー見返しに、名前書いてあるけどね。馬鹿じゃないの?
タグ:乙一
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