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2011年2月20日、移転して来ました。
リンク切れ多数あり。修正は一生終わらないかも・・・

書斎の死体 (アガサ・クリスティー/山本やよい訳) [ カ行 (書籍)]

The Body in the Library:クリスティー文庫:早川書房:
2004年2月10日印刷・2004年2月15日発行:(¥640)

ミス・マープルの友人であるアーサー&ドリー・バントリー夫妻。そのゴシントン館の書斎で、見た事も無い派手な女が死んでいた。
捜査は村から離れたマジェスティック・ホテルに移り、ミス・マープルはそこでも推理の冴えを見せる。

 TVドラマで見たのと犯人が変わっていて、ちょっとびっくり。ドラマの方の結末に唖然としたので、こっちの方が良かった。なぜ原作と変えたんだろう。
 バジル・ブレイクは、ドラマの方が好みの性格。原作のは悪い奴っぽいけど、ドラマの方は悪ガキっぽかった(笑)。
アマゾンにリンクしています書斎の死体 (クリスティー文庫)

書斎の死体 (クリスティー文庫)

  • 作者: アガサ・クリスティー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2004/02/20
  • メディア: 文庫
<ネタバレ登場人物メモ>
ルビー・キーン:本名ロージー・レッグ。18歳。163cm痩せ型。プラチナブロンドに青い瞳。マジェスティック・ホテルでダンサーをしていた。ジョージーとは母同士がいとこ。ゴシントン館の書斎で死体で発見された。実際は殺された後、ガールガイドの格好で、車ごと焼かれた。
ジョージー:本名ジョゼフィン・ターナー。三年前からマジェスティック・ホテルで、ダンスやブリッジの相手をするホステスとして働いている。レイモンド・スターとエキシビション・ダンスを毎晩踊っていたが、一ヶ月前、足首を捻挫し、ダンスの代役として、ルビーを呼び寄せた。

コンウェイ・ジェファースン:大金持ち。息子と娘が結婚した時に、それぞれに殆どの財産を分与した。八年前、飛行機事故で妻と息子、娘を失い、自身も下半身不随になる。その後、株でまた一財産を築いた。ルビーと親しくなり、彼女を養女にしようとしていた。
エドワーズ:ジェファースン氏の従僕。ブルーのサージの服を身につけ、綺麗に髭を剃った威厳のある男。水色の瞳。

マーク・ギャスケル:ジェファースン氏の娘ロザモンドの夫。図太くていかにもワルと言った感じ。根っからのギャンブル狂で、義父からロザモンドに贈られた財産を、すっかり使い果たしている。
アデレード・ジェファースン:愛称アディ。ジェファースン氏の息子フランクの妻。前夫との間に一人息子ピーターが居る。
ピーター・カーモディ:アデレードとマイクの息子。9歳。
マイク・カーモディ:アディの前夫。結婚してすぐ亡くなった。ピーターは、彼が死んでから生まれている。フランク・ジェファースンは彼の親友で、ピーターの名付け親にもなった。
ヒューゴ・マクリーン:何年も前からアディに求婚している。誠実な男。

レイモンド・スター:ダンスとテニスのプロ。マジェスティック・ホテルでエキシビション・ダンスをやり、テニスを教えている。本名トマス・ラモン・スター。しかし嘘かも。
プレスコット:ホテルの支配人。
ジョージ・バートレット:ルビーが失踪した日、彼女と最後に踊った男。マジェスティック・ホテルに十日ほど前から宿泊中。母親に甘やかされて育った。一年前、母が亡くなり、相続した莫大な遺産を湯水のごとく使っている。中庭に停めていたミノアン14を盗まれ、ホテルから3kmほど離れた、グレンシャー州ヴェンの石切場で焼かれた。

メルチェット大佐:ラドフォードシャー州警察の本部長。
スラック警部:メルチェット大佐の部下。
シモンズ刑事:スラック警部の部下。
ハーパー:グレンシャー州警察の警視。
ヒギンズ巡査部長:ハーパーの部下。
サー・ヘンリー・クリザリング:メルボーン・アッバス在。元ロンドン警視庁総監。ジェファースン氏の友人で、事件解決の為、彼に呼ばれマジェスティック・ホテルに来た。バントリー夫妻とも友人。そして、ミス・マープルの「腕前」をよく理解している人物。

パメラ・リーヴズ:失踪届のリストに載っている。16歳。165cm。デインベリー・ダウンズで開かれたガールガイドの大会に出た後、デーンマスの「ウルワーズ」へ行くと言って仲間と別れ、行方不明になった。濃褐色の髪をお下げにしている。実は書斎の死体。
リーヴズ少佐:パメラの父。ブレイサイド荘在住。

バジル・ブレイク:セント・メアリ・ミードのチャツワース邸に住む。映画関係者。死体は最初、彼の邸に置かれ、彼が犯人に疑われる筈だったが、酔った勢いで事件をややこしくした。
ダイナ・リー:同棲を装うが実はバジルの妻。若い金髪の女性。

アーサー・バントリー:退役大佐で地方行政官。セント・メアリ・ミードから2.5kmほど離れた、ゴシントン館に住む。書斎の死体のせいで、すっかり参ってしまった。
ドリー・バントリー:アーサーの妻。夫の為に、ミス・マープルを連れてマジェスティック・ホテルへ宿泊する。
ロリマー:バントリー家の執事。

ミス・ウェザビー:セント・メアリ・ミード在住の、辛辣な独身女性。
ミス・ハートネル:ミス・ウェザビーの隣人で友人。
プライス・リドレイ夫人:セント・メアリ・ミード在住。牧師館の隣の大きな家に住む。金持ちで尊大な未亡人。
クララ:リドレイ夫人のメイド。母に、家の中に紳士がいらっしゃる家庭で働く事を禁じられている(紳士じゃ無ければ良い?)。
デヴィッド:牧師の息子。まだ赤ちゃん。

アルバート・ビグズ:ヴェンの石切場で車が萌えているのを発見した男。労働者。
リル:ルビーの前の職場パレ・ド・ダンスでの友人。名前だけ登場。
ソーンダーズ夫人:失踪届のリストに載っている。36歳。一週間前から行方不明。黒っぽい髪に青い目。実は、リーズから来たセールスマンと駆け落ちした。夫以外はみんなそれを知っている。
バーナード夫人:失踪届のリストに載っている。65歳。
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