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2011年2月20日、移転して来ました。
リンク切れ多数あり。修正は一生終わらないかも・・・

牧師館の殺人 (アガサ・クリスティー/田村隆一訳) [ カ行 (書籍)]

The murder at the Vicarage:クリスティー文庫:早川書房:
2003年10月10日印刷・2003年10月15日発行:(¥800)

ミス・マープルの、長編デビュー作。
静かな小村セント・メアリ・ミードで、少なくとも15年来起きた事が無かった大事件。頑固者の治安判事が、牧師館の書斎で、射殺死体となって発見されたのだ。
誰かを庇って自首して来たりとか、盗難事件が起きたりとか、真相はちっとも見えて来ないと思われたが、ミス・マープルは何もかも把握していた。

 村の牧師レナード・クレメントの視点で描かれていく物語は、後半でようやく慣れた感じ。ミス・マープルに畏れを抱く余り、ちょっと距離があるような。まあそれは、私がミス・マープルシリーズの後の方から先に読んじゃったせいかも知れない。
犯行の詳細なところも、イマイチはっきりしなかったかも。

 ミス・マープルについて、裏表紙には「せんさく好きの老嬢」とあったり、登場人物紹介には「探偵好きな独身の老婦人」と書かれていたり、あんまり良いイメージ湧かない評価だな(笑)。

 ミス・マープルシリーズの第一作と言われるこれを、以前から借りたかったんだけど、「在庫」になっているのに、棚にずっと無かった。
で、この前図書館行った時に、ふと近くにあった(背表紙の色が似ている)、チャンドラーのコーナーに目をやったら、そこにこれが収まっているじゃ無いの!
見つかって良かった♪天の助けね♪
アマゾンにリンクしています牧師館の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

牧師館の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 作者: アガサ クリスティー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2003/10
  • メディア: 文庫

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