※御注意※
2011年2月20日、移転して来ました。
リンク切れ多数あり。修正は一生終わらないかも・・・
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スリーピング・マーダー (アガサ・クリスティー/綾川梓訳) [ カ行 (書籍)]
クリスティー文庫:早川書房:2004年11月20日印刷・2004年11月30日発行:(¥680)
ミス・マープルが、忘れられた記憶の中に埋もれていた殺人事件を現代に明らかにする。
ニュージーランドから越して来た新婚のグエンダ・リードは、新居で次々と混乱するような出来事を経験する。そして、最後に彼女は殺人の目撃者だった事を思い出すのだ。
リード夫妻は、事件の真相を知ろうと動き出すが、ミス・マープルは最初それを引き留めようとする。
彼女のかかりつけのドクター・ヘイドック曰く「わたしなら眠れる殺人事件は寝かせておく」と、そしてミス・マープルも同意見だったのだが、リード夫妻の為に彼女はわざわざセント・メアリ・ミードから出て、遠いディルマスの地へ赴くのだった。
犯人が当たった!適当な勘でも、当たるとやっぱり嬉しい♪
ミス・マープルは本当に頭の回転が速くて、行動力がある女性だ。若い頃から有名だったんじゃ無いのかな。
オンライン書店bk1にリンクしています
スリーピング・マーダー ハヤカワ文庫
税込価格 : ¥714 (本体 : ¥680)
ISBN : 4-15-130046-5
発行年月 : 2004.11
<ネタバレ!登場人物メモ>
グエンダ・リード:21歳。結婚して三ヶ月目に、ニュージーランドからイギリスに来て、一人で新居を探す事になった。ディルマスのリーハンプトン通りでヒルサイド荘と出会い購入するが、激しい既視感に襲われる。五歳までナニー(乳母)が居た。亡父や義母達からはグエニーと呼ばれていた模様。
ジャイルズ・リード:グエンダの夫。仕事の都合でイギリスに来るのが遅くなった。背が高く金髪。孤児。
アリスン・ダンビー:ミス。グエンダの叔母。ニュージーランド在住で、グエンダを引き取って育ててくれた。
ミーガン:グエンダの亡母。アリスンの姉。グエンダを生んで二年ほどして死去。インドに赴任していた友人を訪ねて、後の夫と知り合った。結婚して亡くなるまでインドに住んでいた。
ケルヴィン・ジェイムズ・ハリデイ:グエンダの亡父。イギリス陸軍少佐だった。妻ミーガンが死んだ後、出身地のイギリスへ戻る船上で、ヘレンと知り合い再婚。セント・キャサリン荘(のちのヒルサイド荘)に住んでいたフィンデイスン夫人が、エジプトに行っている間、その家を週六ギニーで借りて住んだ。
しかし一年後にヘレンが行方不明になり、妄想性強迫観念(自分が妻を絞め殺した)に取り憑かれる。グエンダをアリスンに託し、精神病サナトリウムに自ら入り、一年後睡眠薬自殺した。
ヘレン・スペンラヴ・ケネディ:グエンダの義母。最初、ジャッキー・アフリックと恋をした。家を出る目的で、求婚者ウォルター・フェーンと結婚しようとインド行きの船に乗り、その船上でリチャード・アースキンと恋に堕ちた。ウォルターとの結婚は取りやめたが、帰国の船上でグエンダの父ケルヴィンと知り合い、互いに助け合えるのではと、結婚。ケルヴィンには愛しているが結婚出来ない男が居ると告げていた。異母兄が開業していたディルマスに新居を構えたが、一年後には誰かと駆け落ちし、以降行方不明。行方不明になる三週間前に、ノーフォークに家を買ったけど一緒に来てくれるかとコックのイーディス・パジェットに言っていた。
ジェイムズ・ケネディ:ヘレンの異母兄。医学博士。ウッドレイ・ボルトンの丘の上にあるゴールズヒルに住む。ヘレンが結婚した当時は、ディルマスのウエスト・クリフに住み開業していた。ヘレンは父と後妻の娘。
リリーが死んだ時点で、この人が犯人だと思う。彼は異母妹を愛するあまり、彼女の奔放さを許せなかった。リリーは証拠隠滅の為かな。
ウォルター・フェーン:ヘレンを熱愛していた当時は、ディルマスの主席弁護士の息子で、冴えない男。インドには、お茶関係の仕事をしようと行った。しかしヘレンが帰国して半年後には戻って来た。セント・キャサリン荘に居た頃のグエンダをおんぶした事があるそう。現在は、亡き父の後を継ぎ、フェーン・アンド・ウォッチマン弁護士事務所所長。ごく薄い灰色の目。
エリノア・フェーン:ウォルター・フェーンの母。友人ドロシー・ヤードがミス・マープルの知人だった為、ミス・マープルをお茶に招待してくれた。背が高く、きつい灰色の目、縮れた白髪、顔色は赤ちゃんのようにピンクだったが赤ちゃんのような優しさは無い。息子は三人居て、長男ジェラルドはシンガポールの極東銀行に居て、次男ロバートは陸軍に在籍し、ローマ・カトリックの女性と結婚した(と怒っている)。
ベアトリス:フェーン家の小間使い。
ジャッキー・アフリック:ヘレンと知り合った当時はフェーン・アンド・ウォッチマン弁護士事務所で事務員をしていた。しかしクビになった。今はアフリック・ダッフォディル・バスと言う遊覧バス会社と、デヴォン・アンド・ドーセット観光を経営。バスは明るい黄色。不愉快で押しの強い男だった(とエリノア・フェーンは言う)。がっしりとして、強烈な感じのチェックのスーツを身につけ、目は黒く機敏そうで、顔色は赤く愛想良かったS.281。
ドロシー:ジャッキーの妻。背が高く、痩せて、物寂しげな表情の女性S.290。驚くほど仕立ての良い服を着用。ポルテラム卿のいとこ。
リチャード・アースキン:少佐。ノーサンバランド州ディスのアンステル館に住み、ヘレン失踪当時の夏、ロイヤル・クラレンス・ホテルに夫婦で逗留していた。五フィート九インチくらいの小柄な男。アンステル館には先祖代々、300年近く住んでいる。船上でヘレンと恋に堕ちた男。しかし息子達の事を考えて、ヘレンと別れた。その後、偶然ロイヤル・クラレンス・ホテルに行き、ヘレンと再会した。
ジャネット・アースキン:リチャードの妻。背が高く、声は男のように太かった。息子が二人居て、一人は陸軍、もう一人はオックスフォードを卒業したばかりで出版社に就職予定。ロイヤル・クラレンス・ホテルに避暑に出掛けたのは彼女の案。大変嫉妬深い。
レオニー:スイス人。グエンダのナニー。英語が巧くなかった。ヘレンが行方不明になった晩、そっと抜けだしリリー・アボットと映画を見に行っていた。ヘレン失踪の後、帰国し、睡眠薬を飲み過ぎて死去。
リリー・キンブル:ドクター・ケネディによくアデノイドの手術を勧められた。旧姓アボット。セント・キャサリン荘で小間使いをしていた。グエンダの誕生日、飼っていた黒白まだらの猫のトマスに、リボンを付けた。ドクター・ケネディの元へ来る途中に殺された。
ジム・キンブル:リリーの夫。
イーディス・パジェット:セント・キャサリン荘に居たコック。今はウィンドラッシュ・ロッジに勤めている。父は丘の向こうのライランズで農場をやっていたが、父が亡くなったので、母がそこは売り払い、ディルマスのハイ・ストリートに小間物の店を買った。イーディスはずっとその家に住んでいる。
フォスター:ヒルサイド荘の手入れをしてくれる庭師。週に二回来るが、サボってお茶を飲んでばかりで仕事は進まない。
マニング:75歳。何年も前にドクター・ケネディに雇われていた庭師。
コッカー夫人:ヒルサイド荘の家政婦。
ミセス・ヘングレーブ:夫ヘングレーブ少佐が亡くなった為、ヒルサイド荘を売りに出した。身寄りがみんなケント州に住んでいるのでそちらに引っ越す予定。エルワージイ姉妹の次のヒルサイド荘の持ち主。
エルワージイ姉妹:フィンデイスン夫人の後、セント・キャサリン荘に住んだ。その時に、名前がカトリックのようだと嫌がり、ヒルサイド荘と改名された。
フィンデイスン夫人:エジプトで死去。セント・キャサリン荘の持ち主。
レイズンビー先生:15年ほど前、ケネディがディルマスで開業していた頃に、人気があった医者。しかし腕前はケネディの方が上だったらしい。
ガルブレース翁:ディルマスに昔からある不動産屋ガルブレース・アンド・ペンダリー商会に勤めていた。数年前に引退。80歳過ぎ。去年脳卒中を起こし、体が不自由。ディルマス・シートン通りのカルカッタ・ロッジに住んでいる。
グラディス:ミス・ガルブレース。ガルブレース翁の娘。
マウントフォード:お菓子屋さん。妻がイーディス・パジェットの姉。
モック・タートル:元バントリー家の名コック。前の雇い主から遺産を貰い、ディルマスの海岸通り14番地で下宿屋を始めた。
ソーンダース:モックの夫。元バントリー家の執事。怠け者で、ウイスキーを薄めていた。
ドクター・ヘイドック:セント・メアリ・ミードの医者。ミス・マープルのかかりつけで友人で協力者。表向き、彼がミス・マープルにディルマスへの転地療養を勧めた事になっている。
アーサー・バントリー大佐:ミス・マープルの友人。
ドリー・バントリー:バントリー大佐の妻。庭いじりが趣味。持病リューマチ。
ドクター・ペンローズ:精神科医。ソールトマーシュ・ハウスの院長。
ドクター・マクガイア:グエンダの父が自殺した時の院長。遺品は指定遺言執行人に渡したが、父の手帳を患者の記録の一部として保持した。
[ソールトマーシュ・ハウス]:海岸から六マイルほど奥まったところに建つ気持ちの良いところ。五マイルほど離れたサウス・ベナムの町からロンドンまで汽車が通っていて便利。精神病患者のサナトリウム
[ロイヤル・クラレンス・ホテル]:町で一番古いホテル。
ミス・ナラコット:47歳。ロイヤル・クラレンス・ホテルの受付。胸の豊かな女性で、古風な髪型をしていた。
ミス・マープルが、忘れられた記憶の中に埋もれていた殺人事件を現代に明らかにする。
ニュージーランドから越して来た新婚のグエンダ・リードは、新居で次々と混乱するような出来事を経験する。そして、最後に彼女は殺人の目撃者だった事を思い出すのだ。
リード夫妻は、事件の真相を知ろうと動き出すが、ミス・マープルは最初それを引き留めようとする。
彼女のかかりつけのドクター・ヘイドック曰く「わたしなら眠れる殺人事件は寝かせておく」と、そしてミス・マープルも同意見だったのだが、リード夫妻の為に彼女はわざわざセント・メアリ・ミードから出て、遠いディルマスの地へ赴くのだった。
犯人が当たった!適当な勘でも、当たるとやっぱり嬉しい♪
ミス・マープルは本当に頭の回転が速くて、行動力がある女性だ。若い頃から有名だったんじゃ無いのかな。
オンライン書店bk1にリンクしています
スリーピング・マーダー ハヤカワ文庫
税込価格 : ¥714 (本体 : ¥680)
ISBN : 4-15-130046-5
発行年月 : 2004.11
<ネタバレ!登場人物メモ>
グエンダ・リード:21歳。結婚して三ヶ月目に、ニュージーランドからイギリスに来て、一人で新居を探す事になった。ディルマスのリーハンプトン通りでヒルサイド荘と出会い購入するが、激しい既視感に襲われる。五歳までナニー(乳母)が居た。亡父や義母達からはグエニーと呼ばれていた模様。
ジャイルズ・リード:グエンダの夫。仕事の都合でイギリスに来るのが遅くなった。背が高く金髪。孤児。
アリスン・ダンビー:ミス。グエンダの叔母。ニュージーランド在住で、グエンダを引き取って育ててくれた。
ミーガン:グエンダの亡母。アリスンの姉。グエンダを生んで二年ほどして死去。インドに赴任していた友人を訪ねて、後の夫と知り合った。結婚して亡くなるまでインドに住んでいた。
ケルヴィン・ジェイムズ・ハリデイ:グエンダの亡父。イギリス陸軍少佐だった。妻ミーガンが死んだ後、出身地のイギリスへ戻る船上で、ヘレンと知り合い再婚。セント・キャサリン荘(のちのヒルサイド荘)に住んでいたフィンデイスン夫人が、エジプトに行っている間、その家を週六ギニーで借りて住んだ。
しかし一年後にヘレンが行方不明になり、妄想性強迫観念(自分が妻を絞め殺した)に取り憑かれる。グエンダをアリスンに託し、精神病サナトリウムに自ら入り、一年後睡眠薬自殺した。
ヘレン・スペンラヴ・ケネディ:グエンダの義母。最初、ジャッキー・アフリックと恋をした。家を出る目的で、求婚者ウォルター・フェーンと結婚しようとインド行きの船に乗り、その船上でリチャード・アースキンと恋に堕ちた。ウォルターとの結婚は取りやめたが、帰国の船上でグエンダの父ケルヴィンと知り合い、互いに助け合えるのではと、結婚。ケルヴィンには愛しているが結婚出来ない男が居ると告げていた。異母兄が開業していたディルマスに新居を構えたが、一年後には誰かと駆け落ちし、以降行方不明。行方不明になる三週間前に、ノーフォークに家を買ったけど一緒に来てくれるかとコックのイーディス・パジェットに言っていた。
ジェイムズ・ケネディ:ヘレンの異母兄。医学博士。ウッドレイ・ボルトンの丘の上にあるゴールズヒルに住む。ヘレンが結婚した当時は、ディルマスのウエスト・クリフに住み開業していた。ヘレンは父と後妻の娘。
リリーが死んだ時点で、この人が犯人だと思う。彼は異母妹を愛するあまり、彼女の奔放さを許せなかった。リリーは証拠隠滅の為かな。
ウォルター・フェーン:ヘレンを熱愛していた当時は、ディルマスの主席弁護士の息子で、冴えない男。インドには、お茶関係の仕事をしようと行った。しかしヘレンが帰国して半年後には戻って来た。セント・キャサリン荘に居た頃のグエンダをおんぶした事があるそう。現在は、亡き父の後を継ぎ、フェーン・アンド・ウォッチマン弁護士事務所所長。ごく薄い灰色の目。
エリノア・フェーン:ウォルター・フェーンの母。友人ドロシー・ヤードがミス・マープルの知人だった為、ミス・マープルをお茶に招待してくれた。背が高く、きつい灰色の目、縮れた白髪、顔色は赤ちゃんのようにピンクだったが赤ちゃんのような優しさは無い。息子は三人居て、長男ジェラルドはシンガポールの極東銀行に居て、次男ロバートは陸軍に在籍し、ローマ・カトリックの女性と結婚した(と怒っている)。
ベアトリス:フェーン家の小間使い。
ジャッキー・アフリック:ヘレンと知り合った当時はフェーン・アンド・ウォッチマン弁護士事務所で事務員をしていた。しかしクビになった。今はアフリック・ダッフォディル・バスと言う遊覧バス会社と、デヴォン・アンド・ドーセット観光を経営。バスは明るい黄色。不愉快で押しの強い男だった(とエリノア・フェーンは言う)。がっしりとして、強烈な感じのチェックのスーツを身につけ、目は黒く機敏そうで、顔色は赤く愛想良かったS.281。
ドロシー:ジャッキーの妻。背が高く、痩せて、物寂しげな表情の女性S.290。驚くほど仕立ての良い服を着用。ポルテラム卿のいとこ。
リチャード・アースキン:少佐。ノーサンバランド州ディスのアンステル館に住み、ヘレン失踪当時の夏、ロイヤル・クラレンス・ホテルに夫婦で逗留していた。五フィート九インチくらいの小柄な男。アンステル館には先祖代々、300年近く住んでいる。船上でヘレンと恋に堕ちた男。しかし息子達の事を考えて、ヘレンと別れた。その後、偶然ロイヤル・クラレンス・ホテルに行き、ヘレンと再会した。
ジャネット・アースキン:リチャードの妻。背が高く、声は男のように太かった。息子が二人居て、一人は陸軍、もう一人はオックスフォードを卒業したばかりで出版社に就職予定。ロイヤル・クラレンス・ホテルに避暑に出掛けたのは彼女の案。大変嫉妬深い。
レオニー:スイス人。グエンダのナニー。英語が巧くなかった。ヘレンが行方不明になった晩、そっと抜けだしリリー・アボットと映画を見に行っていた。ヘレン失踪の後、帰国し、睡眠薬を飲み過ぎて死去。
リリー・キンブル:ドクター・ケネディによくアデノイドの手術を勧められた。旧姓アボット。セント・キャサリン荘で小間使いをしていた。グエンダの誕生日、飼っていた黒白まだらの猫のトマスに、リボンを付けた。ドクター・ケネディの元へ来る途中に殺された。
ジム・キンブル:リリーの夫。
イーディス・パジェット:セント・キャサリン荘に居たコック。今はウィンドラッシュ・ロッジに勤めている。父は丘の向こうのライランズで農場をやっていたが、父が亡くなったので、母がそこは売り払い、ディルマスのハイ・ストリートに小間物の店を買った。イーディスはずっとその家に住んでいる。
フォスター:ヒルサイド荘の手入れをしてくれる庭師。週に二回来るが、サボってお茶を飲んでばかりで仕事は進まない。
マニング:75歳。何年も前にドクター・ケネディに雇われていた庭師。
コッカー夫人:ヒルサイド荘の家政婦。
ミセス・ヘングレーブ:夫ヘングレーブ少佐が亡くなった為、ヒルサイド荘を売りに出した。身寄りがみんなケント州に住んでいるのでそちらに引っ越す予定。エルワージイ姉妹の次のヒルサイド荘の持ち主。
エルワージイ姉妹:フィンデイスン夫人の後、セント・キャサリン荘に住んだ。その時に、名前がカトリックのようだと嫌がり、ヒルサイド荘と改名された。
フィンデイスン夫人:エジプトで死去。セント・キャサリン荘の持ち主。
レイズンビー先生:15年ほど前、ケネディがディルマスで開業していた頃に、人気があった医者。しかし腕前はケネディの方が上だったらしい。
ガルブレース翁:ディルマスに昔からある不動産屋ガルブレース・アンド・ペンダリー商会に勤めていた。数年前に引退。80歳過ぎ。去年脳卒中を起こし、体が不自由。ディルマス・シートン通りのカルカッタ・ロッジに住んでいる。
グラディス:ミス・ガルブレース。ガルブレース翁の娘。
マウントフォード:お菓子屋さん。妻がイーディス・パジェットの姉。
モック・タートル:元バントリー家の名コック。前の雇い主から遺産を貰い、ディルマスの海岸通り14番地で下宿屋を始めた。
ソーンダース:モックの夫。元バントリー家の執事。怠け者で、ウイスキーを薄めていた。
ドクター・ヘイドック:セント・メアリ・ミードの医者。ミス・マープルのかかりつけで友人で協力者。表向き、彼がミス・マープルにディルマスへの転地療養を勧めた事になっている。
アーサー・バントリー大佐:ミス・マープルの友人。
ドリー・バントリー:バントリー大佐の妻。庭いじりが趣味。持病リューマチ。
ドクター・ペンローズ:精神科医。ソールトマーシュ・ハウスの院長。
ドクター・マクガイア:グエンダの父が自殺した時の院長。遺品は指定遺言執行人に渡したが、父の手帳を患者の記録の一部として保持した。
[ソールトマーシュ・ハウス]:海岸から六マイルほど奥まったところに建つ気持ちの良いところ。五マイルほど離れたサウス・ベナムの町からロンドンまで汽車が通っていて便利。精神病患者のサナトリウム
[ロイヤル・クラレンス・ホテル]:町で一番古いホテル。
ミス・ナラコット:47歳。ロイヤル・クラレンス・ホテルの受付。胸の豊かな女性で、古風な髪型をしていた。
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