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グリーン・ティーは裏切らない (ローラ・チャイルズ/東野さやか・訳) [ タ行 (書籍)]

アマゾンにリンクしていますグリーン・ティーは裏切らない お茶と探偵(2) (ランダムハウス講談社文庫)

グリーン・ティーは裏切らない お茶と探偵(2) (ランダムハウス講談社文庫)

  • 作者: ローラ・チャイルズ
  • 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
  • 発売日: 2006/04/01
  • メディア: 文庫
お茶と探偵 2 グリーン・ティーは裏切らない Gunpowder Green by Laura Childs:
2006年4月1日第1刷発行:(¥780)

シリーズ第二作(第一作目の感想はこちら)。前作から半年後のお話。
シリーズの舞台である町チャールストンでは、四月の恒例行事、アイル・オブ・パームズ・レースと言うヨットレースが始まった。ゴール地点では、セオドシア達のケータリングで「海辺のお茶会」も開かれ、大忙し。ところが、ゴールの号砲とともに、有名な資産家で新婚のオリヴァー・ディクソンが即死する。
 前作と同じように、今度は他人の家の庭に侵入するなんて悪事も働いている主人公。
読んだ感じではそんな悪印象は受けないティモシー・ネヴィル会長やティドウェル刑事が、物凄く苦手のようで、逆にセオドシアが嫌いになりそうだ(笑)。
 しかし、内容は面白い。むやみやたらと人名が出て来たり、服や庭の形式をこと細かに説明したり、そういう余計な所がとても楽しい。
 これらの印象は訳にもよるのかもしれない。訳がイマイチな感じがするのだ。意味不明な単語が多くて、単語をそのままカタカナにして読者に丸投げされているような。
私が勉強不足なだけだろうか。例えばエステート・ジュエリーとか酸素アセチレン・トーチとか。
こういうのを説明してくれたら、またすっきり読み進めるのにと思う。

 検索して初めて知った言葉だが、コージー・ミステリと言うジャンルになるらしい。(このシリーズがコージーとは言い得て妙だ(笑)。)
ウィキペディアコージー・ミステリの項目によると、特徴の一つに暴力表現を極力排除していることと言うのがある(最終更新 2007年7月3日(火)06:01版)。
確かに、それがありがたいと思う。以前、興味深かったが、あまりにヴァイオレンスだったので読み進められなくなった本がある。
これからは、コージー・ミステリを選んで読んでいきたい。

 話は変わるが、図書館で予約して借りたこの本、中が二頁ほど破られていた。無くなっている訳では無いので読めたが、公共の本を破いてそのまま返すなんて、なんて道徳心の無い人だろう。
 一昨日も、「予約していた本が入荷」の連絡を受け、借りに行こうとしたら、直前に図書館から電話が入り、「取り置きの本を見てみたら、後半、無くなっている所があるので、ちょっと待って慾しい」(!?)と言われた。
うっわぁーどうなってたんだろう?と思う。無くなっているんじゃ、そこは当然読めないんだから、借りてたらガッカリだったろう。
公共の本を読めなくする事だけは、勘弁して慾しいなぁ。



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