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2011年2月20日、移転して来ました。
リンク切れ多数あり。修正は一生終わらないかも・・・

かん子のミニミニマンガ入門 (赤木かん子) [ ア行 (書籍)]

かん子のミニミニマンガ入門 図書館員のカキノタネ:リブリオ出版:
2000年7月25日第6刷発行:1995年8月15日第1刷発行:(¥?)

週刊新刊全点案内(本のカタログ週刊誌)に、1994年の一年間連載されたもの。
図書館員の方に、どういう漫画を確保するべきか、紹介されている。懐かしい漫画もたくさん名前が挙がっている。
 内容は、最初の章の方で、漫画と言うのをどういう位置づけで図書館に収めたら良いか等説明され、その後、田河水泡さんから始まり、手塚治虫先生以下、どの漫画家さんのどの作品を収めたら良いか、丁寧に紹介されている。藤子不二雄さん、石ノ森章太郎さん、横山光輝さん、水野英子さん、わたなべまさこさん、山岸凉子さん、陸奥A子さん、水木しげるさん、土田よし子さん、一条ゆかりさん、佐藤史生さん、名香智子さん、つげ義春さんに諸星大二郎さん、他にもたくさん取り上げられている。

 作者の赤木かん子さんは、多分同世代なのだろう、第一期ゴールデンエイジと称して、西谷祥子さん、望月あきらさん、鈴原研一郎さん、志賀公江さん等の名前があるのが嬉しかった。鈴原研一郎さんの、ロールプレイ型遊園地のお話を、今でも恐いなーと思い出すわぁ。
 また、手塚治虫先生をとても認めて下さっていて、大きく評価してあるのが嬉しい。萩尾望都さんを少女漫画の「手塚治虫」とまで呼んでいらっしゃると言うのも。これだけで、私的に大満足(笑)。
 納得がいかないところは、美内すずえさんの絵の評価が低いところ(でも「はるかなる風と光」を取り上げている所は大納得!)、陸奥A子さんを認めてないところ(でもきちんと紹介されてます)、あと赤塚不二夫さんの少女漫画を紹介されていないところ。「ひみつのアッコちゃん」を紹介して欲しかったなぁ。

<各章タイトルリスト>
第1章 図書館員のためのマンガ講座
第2章 近代日本マンガのヒーローたち
第3章 花も毒もある少女マンガ
第4章 いますぐ役に立つマンガ本
第5章 九〇年代は”癒し”がテーマ

アマゾンにリンクされていますかん子のミニミニマンガ入門―図書館員のカキノタネ

かん子のミニミニマンガ入門―図書館員のカキノタネ

  • 作者: 赤木 かん子
  • 出版社/メーカー: リブリオ出版
  • 発売日: 1995/08
  • メディア: 単行本


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