※御注意※
2011年2月20日、移転して来ました。
リンク切れ多数あり。修正は一生終わらないかも・・・
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深夜特急 1巻 香港・マカオ (沢木耕太郎) [ サ行 (書籍)]
新潮文庫:平成18年6月5日37刷:平成6年3月25日発行:¥400
確か、アマゾンのお薦めリストに入って来て買ってみたもの。
一応読んだが、私の求めている旅行記とは違った。どちらかと言うと、私小説的な印象を受けた。そう思って読めば面白いと思うが(一応読み終われたので)、「旅日記」を求めていた身では、がっかりである。
「インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗り合いバスで行く」と決意した作者が、インド航空の破格のチケットを手に入れたが、途中二カ所まで立ち寄れるという特典を利用して、香港へちょっとだけ寄ってみる。ところが、その滞在は予想以上に長くなり、こうして文庫本一冊分を香港・マカオが占めているほどになっていた。
(その上、二巻もまだインドじゃ無いぞ?)
香港では、親切で頭の良いシャンハイニーズに助けられたり、商店街の熱気に押されたり、マカオではカジノに痺れてしまい、DICE(サイコロ)の単数形に衝撃を受けたりする。
巻末には、1993年に行われた、作者と山口文憲さんの対談が収録されている。対談のタイトルが[出発の年齢]、同い年のお二人が、長い旅に出るのなら26歳は適齢期(笑)だとおっしゃっていたり、楽しい対談である。
2007-02-19 23:22
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