村上海賊の娘 5 （原作・和田竜／漫画・吉田史朗）

アマゾンにリンクしています。

村上海賊の娘 5 (ビッグコミックス)

• 作者:
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2016/12/28
• メディア: コミック

レンタルコミック。

やってきた織田信長は、眞鍋七五三兵衛い泉州侍を支配するよう命じた。
そして木津川を封鎖。海上からの兵糧を阻む。
景はすっかり戦の実際に消沈して帰宅する。
毛利を助ける為に準備していた村上海賊。
だが当主・武吉は三島神社で連歌の席にあった。
詰め寄る村上吉継は、連歌が旨い(笑)。かっこいいぞ。
毛利家主流はすぐにでも船団を引き連れ信長軍に攻めかかりたいのだが、小早川隆景は信長と直接対決は避けたいと思っていた。
小早川の家臣、賀儀城城主・乃美宗勝を慮って、武吉は連歌奉納を言い訳に一ヶ月あまり、待たせていたのだった。
そこにようやく上杉謙信が織田に攻め入ると言う情報が来た。
武吉は、元吉にすぐに能島村上を率いて毛利家と合流するよう命じる。
毛利水軍＆村上海賊、一千艘。対する泉州は三百艘だった。
その一千艘。の内、七百は兵糧船だったのだが、隠していて判らない。泉州は相手の戦力が読めず攻め込めなかった。
一方、毛利も、小早川隆景の命で、上杉謙信が動くまでは動かないよう言われていた。
睨み合い。
兵糧は届かない。
戦は起きないと武吉に聞いた時、景は走り出した。

＜　登場人物メモ　＞
村上景（きょう）…村上武吉の娘。
村上武吉…能島村上当主。
村上景親…村上武吉次男。景の弟。
村上元吉…村上武吉嫡男。景の兄。
村上吉継…来島村上家重臣。伊予国守護の河野家家臣。
村上吉充…因島村上当主。毛利家家臣。

沼間任世（ぬま・ただよ）…泉州半国の触頭。綾井城主。
沼間義清（よしはる）…沼間任世嫡男。鍛え抜かれた男。つり目。
眞鍋七五三兵衛（まなべ・しめのひょうえ）…眞鍋家当主。泉州淡輪の海賊だがシュッとして無くて景の好みじゃない(笑)。
寺田又右衛門…弓矢の名手。策略で、主家である岸和田城の松浦家を乗っ取った。両頬に丸。
松浦安太夫（まつら・やすだゆう）…又右衛門の弟。松浦家の養子に入り、当主となる。泉州半国の触頭。

＜　タイトルリスト　＞
第42回　七五三兵衛、大いに失望する。
第43回　景姫、辛い思いと共に泉州をあとにする。
第44回　海賊の娘、瀬戸内に帰還する。
第45回　吉継、連歌の席にて武吉を大いに責める。
第46回　村上吉充、野良犬に手をかまれる。
第47回　景姫、着道楽となる。
第48回　村上武吉、道後の龍の動向をうかがい、元吉は大任に奮起する。
第49回　村上海賊、ついに戦場にその姿を現す。
第50回　織田、毛利両軍、難波海にてにらみ合う。
第51回　乃美宗勝、我慢する。
第52回　織田・毛利ともに動かず、門徒の少年は海賊の姫に非礼を詫びる。

タグ：よ：吉田史朗 和田竜