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リンク切れ多数あり。修正は一生終わらないかも・・・

Story Seller 2 (新潮社ストーリーセラー編集部編) [ ヤ~他 (書籍)]

アマゾンにリンクしていますStory Seller〈2〉 (新潮文庫)

Story Seller〈2〉 (新潮文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/01/28
  • メディア: 文庫
新潮文庫:平成22年2月1日発行:(¥667)

七編収録。
米澤穂信マイブームの流れで借りてみた。Story Sellerは貸し出し中だったので2から。
「面白いお話、再び売ります。」「読み応えは長篇並、読みやすさは短篇並。」と表紙に書いてある。その通りだった。
ところどころ、Story Sellerと言うロゴの入ったページがあって、邪魔だった。話の終わりでは無く、途中に入るのだ。でも挿絵では無く内容と全く関係無いCG。
一休みしろってつもりなのか、大きなお世話に思われた。

 マリーとメアリー ポーカー・フェイス(沢木耕太郎)
ブラディー・マリーとメアリーの話。
何となくブラディー・マリーとはスコットランドのメアリー女王の事かと思っていたら、エリザベス一世の姉の方だったのか。メアリーをマリーと言うのは昔の日本人なら(綴りを見たまま読むって)しそうだし。
さらっとしたエッセイで、読み易く面白かった。村上春樹の「村上ラジオ」と言うのも読みたくなった。

 合コンの話(伊坂幸太郎)
社会人の合コンの話。近くで起きた殺人事件が絡む。
ところどころ説明書みたいな部分があって、ト書きのように思われた。ちょっとタイミングを外す感じ。
殺人事件の結末がそうなるとは、と爽やかな気分になった。
おしぼりサインは面白かった。

 レミング(近藤史恵)
自転車ロード・レースのあるチームの話。推理小説。
チームの事とか知らない事が判って面白かった。サコッシュとかね。他にもこの世界を書いたお話とか無いかな~。

 ヒトモドキ(有川浩)
おぞましい伯母。
筒井康隆を優しくした感じ。えぐかった。弟の苦難を私も途中までよく理解してなかった。ぞっとした。

 リカーシブル-リブート(米澤穂信)
ハルカとサトル姉弟の物語。
切ないままで終わる。SF(ちょっと)推理小説。ハルカの立ち位置が難しいね。

 444のイッペン(佐藤友哉)
ペット博の準備中、444匹の犬が消えた。
ハードボイルド小説風味で読みにくかった。バイオレンスでは無かったので読み終えられた。主人公・土江田さんは宇宙人ぽくてSFなのかも。しかしセーラー服の探偵が出て来る推理小説である。
もしかして、この前編でもあったのかなと思えるキャラだった。

 日曜日のヤドカリ(本多孝好)
敬語で会話する、義父と弥生さんの話。
お父さんの教育、素的。良い家族。
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